市内に別々に2ヶ所のオーディオルームを持つ友人が新しいスピーカーを入れたという部屋に仲間2人で聴きに行きました。
JERN14EHのねずみ鋳鉄筐体のスピーカーですね。自分も塗装が出来ないとメーカーから断られたものの、気に入ったものです。
個人的には振動板の金属音がわずか気になった先日のKEFの同軸シリーズよりもこちらのおそらくディナウディオ系、、スキャンスピークのデンマーク系ユニットの方が暖かみがあって好きです。
プリアンプも数台入れてみたけど、マランツのSACD/CDプレーヤー、SA-10からパワーアンプのトーマンThomannS-75 MK2のダイレクト。
音量調整はパワーアンプの入力VOLでがいまのところベストだそうです。
ケーブルがありあわせであるのと、キンバーあたりの真田紐のようなのは今は少々古いので、今後のケーブル吟味でさらに良くなりそうです。
ところで、ちょっと音場が足りないように感じたのでオーナーの了解で、JERN14EHを前に寄せて、後方の自由空間を拡大。
小型スピーカーですが筐体が鋳鉄なのでとても重いです。
フットやKaNaDe02ボードフルです。
これで奥行き、上下まで広がりました。
拙い経験上、こうして後ろにスピーカーがあると、その間で低音から渦巻いて音場を乱してしまいます。
さらに前に出して、後ろのスピーカーの影響を耳に付かないようにするか、うちのような、後ろのスピーカーとの間に吸音体、拡散体を置いて吸音拡散させるの方法もありますね。
オーナー曰く、後ろのタンスホーンスピーカー要らないね!と
現代ジャズからクラシックも多く聴かれるOさんにはもはや音のF1,最高峰はWestern Electricですよ!という再生の時代ではないのかもです。
元々アサヒオーディオセンターというオーディオ店だったハードオフ長野店に寄ったら、通販完売あちこち、話題の新製品の推奨アクセが2台も。
さて、自宅に戻って、春先まで使っていたのとは異なる、デジタル~ラインケーブルが新しくなって、俄然この真空管アンプから聴いたこともない音が次々です。
好みというよりも、音のグレードの差です。
手前が春先まで使っていたモガミ2534マイクケーブルと無印のRCAプラグです。
中の接続構造も古典的です。
今のFURUTECHのCarbonシリーズの内部は半田付不要なネジ式です。
このEL156PPアンプには当初、中華無印のWBTタイプとRCA入力プラグでした。
おそらく真鍮に金メッキタイプ
今のFURUTECHのは、筐体は真鍮ではなく、純銅。
やはりケーブル端末とはネジ式で半田不要です。
RCA、スピーカープラグともども、この中華無印との比較で、材質、構造、メッキ、精度、端末との接続方法は相当音に影響あることがわかりました。
とにかくオーディオは隅々までいい加減に出来ませんね。