2台購入のうちの1台。英国ハンドメイドCAD社の仮想アースのCAD3です。
アース端子が6個あります。中身は仮想アース3台が入っているそうで、それぞれを別機器に繋げる、つまり実質3個の端子のようです。
スピーカーのマイナス端子とクリーン電源のIsoTek TITANの筐体アースの3点に繋げました。
もう1台も3箇所を使って、モノラルDACのESOTERIC Grandioso D1とパッシブプリアンプ、コントロールマイスター Phasemation CM-2000のアース端子にそれぞれ繋げています。
ASKA社の浅井社長と同行させていただいた東京山手線管内の凄腕オーディオファイルさんも、ダイナミックオーディオ5555店長さんも推奨の間違いないものです。
物理アースがメカニカルアースとすると、リアルアースと仮想アースは文字通り電気アースでいずれも音の起点、人間でいえば運動での足腰、体幹の確かさに相当するようです。
メカニカルアースは地中岩盤層までのパイル打ちとそこから地中梁工法で立ち上げた基礎~床。
電気的アースはリアルアースと仮想アースの双方が有効ですね。
リアルアースは文字通り、電気的動作の揺るぎなき土台、仮想アースは個々の機器の高周波ノイズのカット。
仮想アースで筐体電位ははリアルアースのように0.○Ω台までは下がりませんし。
音の土台の確かさは音楽室建設の基本のきと今更ながら思います。