かつて電子産業に勤務されて、部品、パーツのサプライヤーメーカーが多い上田市~坂城町などに東京から多く訪れていたマイミクさんから教えていただいた店です。
地元にいながら、賑わっている上田駅の反対側の住宅地内なのでノーマークでした。
そば処更科で、上田駅の温泉口から350mくらいで、徒歩圏内です。
駐車場は店横に4台分だけなので、一杯なら温泉口に有料駐車場が多数あります。
住宅地内でまるで高級感はありませんので、蕎麦目的ならともかく、観光客はまず来られないでしょう。
前回は昼を回っていて、中はサラリーマンで一杯。
蕎麦は終わってしまいました。
今回は12時前の東京帰りの昨日に寄りました。
カウンターメインの高齢なご夫婦が営んでおられます。
もりそば 大盛り 800円
きしめん様?蕎麦がき?のようなヒラヒラはそば打ちの隅の余りだと思います。
大将がおそらくサービスで付けてくれたようです。
強力な富士山盛りです。
ここの素晴らしさは薬味の多さとクオリティーです。
形の上で付けましたという辛くもない青首大根の大根おろしではなく、辛み大根。
それも辛さが飛ばないように注文の都度卸しておられます。
それをガシガシのしっかりしたコシの太めの蕎麦に乗せて、甘辛のカツオ節が効いた本道のつゆに浸けて口内へ。
しっかり蕎麦の風味が感じられて、東京の駅そば、立ち食いの白い、小麦粉の方が多い、蕎麦風味など感じられないそうめん蕎麦はこちらで完全に信州蕎麦モードにリセットされました。
新幹線などで上田駅に出張の折や地元民には当然オススメです。
上田駅のこの反対側の上田城口にはやはりいずれも富士山盛りの刀屋、ちょっと歩けば地元チェーン店で小諸に本店の草笛。
そうして極上そばの蕎麦百芸おおにしが控えています。
蕎麦文化とすれば、腹一杯蕎麦を食べたいサラリーマンら庶民から蕎麦通をうならせる店まで一揃いしていますね。