特許を取得してヒット作となって会社として成立、維持させたと御本人からお聞きしているアコースティックリバイブ社のCD消磁器、レコード消磁器。
現在RD-3、RL30とグレードアップしてロングセラーになっていますね。
開発と特許取得までのご苦労は同社代表の石黒社長から詳しく聞いてはいますが、長くなるのでオフ会の肴といたしましょう。
一つ前のCRYNA試聴会のコメントでトランスの消磁器が話題となったので、最近のお手軽除電器を紹介いたします。
お金ある方は是非ともCSポートが開発、販売している除電・消磁器IME1をお買い求めください。
https:/
まさにレコード、オーディオに特化して開発販売されているもので、内容、効果は間違いないことはあちこちのレポートのとおりです。
同社町野社長はスイッチング電源、EMIフィルターらの国際的企業の元代表です。
したがって、当然半導体製造、半導体品の組み立て現場を熟知されていて、工場では除電器を使っていることは先刻ご承知です。
自分のかつての仲間が、PCの自作、それも、ボード購入ではなくCPU単位で買ってきて、ハンダ付けしてボードそのものを自作されていました。
ところが、帯電した人体のまま、CPU素子そのものを取り付けようと、これに触れた瞬間、CPUの内部が静電気で焼けて破損してしまいました(T_T)。
こういうミクロなパターンのLSIなどは導通するカーボン含浸スポンジに刺さったまま売っているのも無理もありませんね。
セルフガソリンスタンドの給油前の人体の除電同様、半導体を扱う工場での除電は必須項目のようです。
上記除電・消磁器はその除電器の発展形であることは町野社長自ら、松本オーディオフェアのデモで解説されておられました。
レコードが帯電して静電気を持つと、クーロン力などがカートリッジに悪さをすることは誰でも想像が付くことですが、CD、SACD、DVD.BDらも同様で、簡単に帯電して、ピックアップに静電気からの悪さをすることも想像がつきます。
これ簡単に半導体工場用のイオナイザーなる商品を用いて除電できます。
写真にはオーディオ用のQRB社の赤い除電器が写っています。
これをしばらく使っていましたが、手動で面倒です。
置くだけでいいものをとこのイオナイザーを導入しました。
CD,SACDを聴く前の儀式としてアコースティックリバイブのRD-3ないしRL30で消磁。
ランプが灯っている同社のトルマリンマイナスイオン放射器に載せながら、イオナイザーからの風を吹きかけるだけでCDなどは除電されます。
除電効果はこちらを販売した元が静電気測定器で測定した結果を示しながら売られていました。
中古で15,000円でした。
オーディオ評論家の田中伊佐資氏なる方が、「僕が選んだいい音ジャズ201枚」の著作の中でイオナイザーをレコードの除電に用いていること、このイオナイザーが手に入らない特別な品のようなことを著作内で書かれています。
しかし、イオナイザーなぞ中小零細半導体組立工場で普通に使いますので、モノタロウ、Amazonでゴロゴロ売っています。
中古でもヤフオクをはじめ、いくらでも手に入るものです。レコード、CDの除電などオーディオに限らず、冬に向けてパチパチする静電気の中和にもオススメします。