玉音放送 SP盤復刻作業 | ニャンコの音楽とオーディオでまったりした日々

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オーディオは以下のとおりです。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12481502923.html

左の元フィリップス・クラシック社副社長にして管球王国ライター 新 忠篤先生の近時の偉業玉音放送のオリジナル原盤のデジタル化であろうか。

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現天皇 皇后両陛下の前で復刻結果を披露されてお褒めいただいたそう。

こちらの宮内庁サイトからwavファイルをダウンロードして聴けます。
マスター音源としてハイレゾDSDファイルで別に保存されています。

NHKにとしたら、NHKには78回転SP盤を再生できる装置もなければ、それがわかる技術者も不要と残っていなかったそう。

当初レーザーレコードプレーヤーでの復刻が企図されていることを知った新先生が、玉音放送レコードはニトログリセリン系の材質で一度火が付くと一気に焼失するとストップをかけられた。

新先生は盲目に78回転でSP盤をかけるのではなく、元の録音機が正確に78回転を維持していたのか疑わしいので、常にピッチを確認して適宜回転数を微調整されるそうです。絶対音階をお持ちのようですね。

いい方に復刻してもらえましたね。NHKはもはや音響では全滅です。

新先生はSP盤のDSD-DISK化 CD化の際にスクラッチノイズをデジタル編集で取ることも容易だが、同時に躍動感も取れてしまうのでノイズ取りは極力やらないそうです。

新さんのSP盤コレクションは、グッディーズにサイトからCDないしDSDファイルをDVDに焼いたもので手に入ります。

SP盤のデジタル音源化もCD-RよりDSD-DISKの方が音質が明らかにいいそうなので、再生環境ないしPCへの取り込み環境ある人はDSDーDISKでの入手をお勧めします。