教室の片隅で
夕日が落ちて 今日も過ぎる
いつもひとりで 黙々と
すべてのものを 見続ける
幾年か後 何処へ行こうか
誰も未練は 置いていかない
お前のイニシャル 身体にしみて
きっと何処かで 生き続けると
窓辺の席の お前の声は
我が身削らる 痛みの悲鳴
時には殴られ 叩きのめされ
殴る道具に 使われ飛ばされ
踏みにじられて 静かに眠る
教室の隅
***
冷たい涙 身体に触れる
ぬめりの吐息 身体に受けて
頬を寄せ合い 2人の出会い
お前の悲しみ 心に受けて
別れの声が 耳に響けば
2人の出会い もう終わり
窓辺の席の お前の声は
我が身削らる 痛みの悲鳴
時には殴られ 叩きのめされ
殴る道具に 使われ飛ばされ
踏みにじられて 静かに眠る
教室の隅
人気のない部屋 窓辺の隅で
陽射しの強い 窓辺の席で
幾人もの 心が生きる
教室の片隅
朝日が登り 今日がはじまる…
教室の隅
―――
1988.7.14.
(C)1988-2008,SHAUUN