もしね、
もしね、
あたぃが、溶けて、
きえてなくなりそうだったら、
きみは、
まえしてくれたみたいに、
「ぎゅううう、」
て、つかまえてくれるかなぁ、
なんて、
なんて。
あの、
玄関で、
きみが、
「ぎゅううう、」
して、
「かえるなよ、」
っていってくれて、
ぼく、
またぼろぼろ、泣いて、
あのときみたいに、
「きえるなよ、」
って、
「ぎゅうう、」
してくれるかな、
なんて、
また、
ありえない、妄想。
妄想、きりない。
きりがないから、妄想。
きりのあるのは、想像。