きみが、


弱音はく。



きみが、


弱音はいたとき、



ぼくは、


よくわかんないふりして、



笑わそうとする。



でも、


きみが、


それでも、


笑ってくれないと、



ぼくも悲しくなる。


悲しくなって、涙がでてくる。



はじめて、


きみの前で泣いたときもね、



きみが、


ぼくの帰るのがはやすぎて、


それを嫌がったときで、



わんわん、


こどもみたいに、


みっともない泣き方をしたとき、



きみは、


すごくびっくりしてたよね、



それで、


ぎゅう、


だきしめてくれて、



「だいすき、」


名前をよんで、


「だいすき、」


っていってくれたよね、



ぼくは、


これをずっと、忘れられないとおもう。



そのあと、


「きょうすきっていったから、つぎは半年後な、」



っていってくれたきみも。



すごくすき。



きみの、


「ぎゅう、」


も、


すごく、すき。




きみの、


「ぎゅう、」


には、



すごく、



たくさんの気持ちがこもってる



そんな気がするから。




「すき」とか、


いわないきみだから、




いろんな、


きみの声がね、



「ぎゅう、」



から聞こえてくるんだよ、

きみが、


「くしゃ、」


って笑う、かお。



えがお。


いたずらしたりして、


あたぃを困らせたり、



するのに成功したときに、


きみがみせる、



「くしゃ、」ってなる、


えがお。



ねこみたい。


すごく、かわいくて、


だいすき。

すき。


すき。



あたぃは、


たくさん、きみにいうよ。



きみは、


そのたんびに、


「ん」



「わかってる」


「しってる」





そういうよね、


それが、すごくすき。



しってるよね、


わかってるよね、



でもいうからね、


何回も何回も、


いうからね。

きみがね、


ぼくに、


鍵をくれたんだよ。



おうちの鍵だよ、



ぼくは、


鍵をもらうなんてはじめてだったから、



うれしくて

うれしくて、


それから早起きをして、


きみがまだ寝てるうちに、


おうちにいって、


もらった鍵で、


扉をあけるの。



すごくすごく、


うれしくて、


特別で、



だから、


ほんとにきみのうちにいくの、


ほんとに苦にならないんだよ、


すごいね、


しあわせなんだから。


きみはね、


すごい、


めんどくさがりだ、って


自分のこと、いう。




でもね、


あたしのメールに、


いまでもつきあってくれるし、



起きていれば、


駅まで迎えにきてくれるし、


駅までおくってくれたりもする。




「めんどくせぇ、」


が口ぐせのきみが、



「おまえにたいしてはめんどくさいとか思わないから、」



ってメールでいってくれたり、する。



きみは、


なかなか、


「すき」とか


いわないから、



そういうのが、


すごくうれしい。



だから、


あたしはすごく安心して、


きみにもたれかかっていられるんだよ。

もつなべの、あとにさ、



きみは、


帰り道、


あたぃの手を、



ぎゅって、


にぎったよね。




あれをね、


すごくおぼえてる。



すごくね、


うれしくて、はずかしくて



きみの強引な手つきがね、


ちからがね、


ぼくにまっすぐ加わったこと。




ふたり、そのあと、


手をつなぐこと、


あまりないから。



なおさら、


特別な、


あの、つきあったひの、



きみの、


強引なてつき。

きみのおうちには、


春休みの間、


たくさん、


たくさんかよったね。



田園都市線、


小田急線、


横浜線、



乗ったことのない電車ばかり。



でも、


きみに会いに行く一日のため、


ぼくは、


まったく苦にならなかった。




たくさん、


たくさん、


お互いにとろけたね。


きょうから、


きみ。



ガッコだね、


お互い、口にしないけれど、



なんだか、


不安だよね、



でも、


きみがいった、


「余裕っしょ、」


を、


ぼくはしんじる。


それいぜんに、


きみを全面的にしんじているものだから、



きみに不安はない。


問題は、


あたぃのほうだ。



きみは、


あるいは、


それを知っているのかもしれないな。

もつは、


すごく美味しくてね、


あたぃが、


「美味しい、美味しい、」



いってたべるの、


きみはうれしそうな顔してみたっけな、



きみは、


得意そうで、


そんなきみ、


すごくいじらしく、


愛しく、


「すごくかわいいひと、」


あたぃは、


そう思ったっけ。