各社がさまざまな研究を重ねて静かさや乗り心地を追求したタイヤがこのカテゴリーになります。
高級車はもちろん、ミドルクラスのクルマに履かせても、普通のタイヤを履いていた時との印象はかなり違うものになります。
特に静かさについては、トヨタ・プレミオや日産・シルフィなどのミドルクラスのクルマだと、クルマ自体が路面によっては道路からの音が入ってくるなど遮音性があまり良いとは言えません。これは、遮音材を大量に使うと車重が増え、燃費や動力性能が悪くなることと、コストが高くつくことが原因として考えられます。そのため、タイヤを変えることによる違いは大きくなります。
一方で、これらのタイヤは重量級のクルマを想定して開発しているので、重いクルマになるほど快適性が上がる、または運動性能がよくなる、という話も聞きます。個人的には、前述のとおりどのクラスのクルマでも、普通のタイヤとの差額に見合うだけの恩恵はあるかと思います。
以前は快適性をひたすら重視した作りのタイヤもありましたが、最近ではある程度の運動性能や省燃費技術も盛り込まれております。
一方でアウディ・S8やクラウン・アスリートなど運動性能を追求した高級車に対応するべく、スポーツプレミアムといった快適性を重視しながらもより運転を楽しめるタイヤなども登場しており、クルマの性格に合ったタイヤを選ぶことも重要です。
例えば同じベンツでも快適性を求めたS550と、スポーツ性能も兼ね備えたS63AMGとでは性格が違いますので、S550には快適かつ省燃費を重視したレグノGR-XT、S63AMGには快適性を重んじながらもよくグリップするポテンザアドレナリン、という具合です。ここを検討せずブランドまたはイメージだけでタイヤを選ぶと、エンジンパワー・シャシーに対してタイヤが勝つ、または負けるということにもなりかねません。
コンフォートタイヤの一覧