「クオ・ヴァディス」を読んでいた頃 子供の頃、「クオ・ヴァディス」を読んで ローマ帝国のネロという皇帝は 悪逆非道な男だ、と思っていたが、 この本はキリスト教という反ローマの立場から 書かれているので、 かなり大げさな表現になっていたものと思われる。 また、「クオ・ヴァディス」とは、 ラテン語で「主よ、いずこへ行き給うぞ」 という意味だと解った。 そして、ネロ皇帝は 今でも悪名高き皇帝たちの一人になっている。 塩野七生 著 ローマ人の物語 20 悪名高き皇帝たち {四} を読み終わった。