行儀作法は何のためにあるのか | 日々新たなる学び

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人生100年さて、何をして生きるべきか。

 

 

「快適にその日その日を生きたい、という欲求が、

人間ならたれにでもある。あらねばならんし、

この欲求を相互に守り、相互に傷つけることをしない、

というのが、日常というもののもとのもとなるものだ。

だから、群居している人間の仲間で、行儀作法が発達した。

行儀作法は相手にとっての快感のためにあるのだ、

と良順はいう。

人間が、人間にとってトゲになったり、

ちょっとした所作のために

不愉快な存在になることはよくない」

 

 

司馬遼太郎 著  胡蝶の夢 第二巻を読みながら

おしゃれと身だしなみの話を思い出した.

 

オシャレは誰のためにするのですか?

それは自分自身のためにします。

では身だしなみは誰のためにするのですか?

それは相手のため、お客様のためにするのです。

 

似たような言葉として

マナー、道徳、躾け、等があるが

この言葉を知らない人がいて、

不愉快になることがある。