春になり、厚いコートを脱いで鮮やかな配色の春ファッションを
楽しむ方が多くなってきましたね。
今日は、ちょっとした雑学になりますが、
タイヤ カラーはなぜ黒いの?について話をします。

ファッション以外にもスマホ、携帯電話など
カラフルで自分の好みの色にカスタマイズすることが出来ますね。
個人の好みで車にペイントしている方も少なくなく、
車も自分好みにしたいと考えている方はとても多いのではないでしょうか。
しかし、
車体が赤だからタイヤも赤にと思っても
自動車のタイヤは、残念ながら黒色のものしかありません。
一方、自転車のタイヤには、赤や黄色、紫などたくさんの種類があります。
何故、自動車のタイヤは黒しかないのでしょうか?
それはタイヤの原料にカーボンブラックが含まれているからです。
タイヤのカラーが、黒いのは、含まれているカーボンブラックが炭素からできているからです。
身近な商品として、印刷するときのインクやコピーなどのトナーとしても使われています。
カーボンブラックはゴムの補強剤として使用されていて、これにかわる原料はまだ出てきていません。
このカーボンブラックが黒色をしているため、タイヤは黒色なのです。
先ほど、出てきた自転車のカラータイヤは、機能よりファッション感に重きを置いています。
そのため、カーボンブラックの替わりにシリコンと各カラーの着色剤をゴムに添加しているのです。
価格が高い上に、駆動力が落ちているのですが、自転車に乗る方のファッションとして人気もあるようです。
今後、カーボンブラックよりも強度の強い色付きの補強剤が出てきたら、いろいろな色のタイヤが出てくるかもしれませんね。
でも、雨の日や泥道を日常的に走るので、白やパステルカラーのタイヤにすると汚れが気になって運転することが出来ないかもしれないですね。

タイヤのカラー(色)はなぜブラック?