第1章:その2 | 弐位のチラシの裏ブログ

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 今日の探偵撲滅はどうかな?


 Q案件、探偵デバイス、都庁爆破未遂事件、秋葉原銃乱射未遂事件をゲット。


 理想探偵が無能探偵の自分に対して、不自然なほどに信頼してくれることに疑問を持った無能探偵は、「一体僕に何をさせたいんですか?」と口走ってしまう。
 理想探偵は、「10年ぶりの再会だ、和都くん」と答える。
 そして、彩華・シェリンフォード・ホームズと名乗り、10年前にキミに救われた者だ、と続けた。
 「サイカちゃんが生きているはずない、彼女の無念を晴らすために今まで頑張ってきたのに」と絶叫する無能探偵。
 理想探偵は、「無理に思い出そうとして心が壊れてしまってはいかないから、あの日、どのようにして私を救いだしてくれのかを徐々に思い出していけばいい」といいながら、無能探偵を抱きしめ、「キミをこの場に呼んだのは、本当にキミの力が必要だからだよ。今はただ、この言葉を信じてくれ。」と言った。


 リビングには、13人の探偵が集合した。
 華族探偵は、老師探偵の殺害トリックは、シャンデリアのトラップとの連動だ、と話す。
 無能探偵が洋館を訪れた時、扉を開けた瞬間にシャンデリアが落下してきて、探偵同盟の一行が来るまで気を失っていたのだった。
 地下で老師探偵に絡まった状態のワイヤーを引っ張るには、シャンデリアにワイヤーを結び付けて、シャンデリアが落下すると、自動でワイヤーが巻き上げられるように仕組んだのだ。
 犯人は、老師探偵を薬か何かで眠らせて、床へと落下させた状態のシャンデリアにワイヤーをくくりつけ、その後、床の隙間を通して、ワイヤーをエントランスホールから地下室へと垂らし、老師探偵の身体に結び付けたあと、シャンデリアを天井へと引き上げた。
 これで、シャンデリアが天井から落下すると、その動きに連動してワイヤーも引っ張られるという八ツ裂き装置が完成!


 トリックの痕跡
 シャンデリアの傷→選択
 壁のスイッチ
 武装探偵


 シャンデリアに残っていた傷跡は、ワイヤーがシャンデリアに引っ張られた痕跡だったのだ。


 外道探偵が、無能探偵がトラップを作動させたことで老師探偵を殺した、と指摘すると、理想探偵が、「口を閉じろ」と警告する。
 理想探偵は、動揺するのはわかるが、落ち込むのは後にしよう、と無能探偵に声を掛ける。
 そして、他の探偵にも、「無能探偵を糾弾するのはあとにしてくれ。入口のトラップは、他の探偵でも発動は避けられなかったものだ。」と言った。


 華族探偵と推理を行っていたのは?
 美食探偵→選択
 科学探偵
 被虐探偵


 美食探偵は、「犯人は滑車装置の原理で、老師探偵の身体とシャンデリアをワイヤーで結び付けた。シャンデリアの罠は一度落下したあとも、壁のスイッチを押すとゆっくりと天井まで引き上げられることで、何度でも使える仕組みだった。自分はシャンデリアに乗って一緒に登ったが、天井近くでワイヤーを引っ掛けていたと思われる登山用の強靭で凶器のワイヤーソーが擦れても平気な材質のフックを見つけた。そのフックを通してシャンデリアにワイヤーを括り付ければ、簡単な滑車装置の出来上がり。ついでにこの状態でワイヤーを力いっぱい引っ張れば、ワイヤーの緩みも調整できる。」と話す。
 理想探偵は、老師探偵の四肢に見られた壊死の痕跡は、相当長い間、天井に張り付けられた証拠だ、と言った。
 犯人は釣り上げたシャンデリアからロープを使って降り、もやい結びはスリップノットにすれば、降りたあとに引っ張ってロープを解いて回収したのだ。
 つまり犯人は、探偵たちがこの島を訪れるよりずっと前にトリックの準備を済ませて洋館を後にしたのだ。
 被虐探偵が発見した絨毯の切れ端は、シャンデリアが引っ張り上げられた際に、ワイヤーが床の隙間を通って移動して絨毯が切れたもので、ワイヤーを地下から上に通していた証拠だった。
 探偵一行がこの島にやってきたのは今日だが、研究棟の皆殺しも1日以上前とのことで、研究棟の皆殺しと老師探偵殺害のトリックを準備してから本土に戻り、何食わぬ顔で探偵同盟一行に合流することも可能なのだ。
 外道探偵が、犯人を見つけ出せるならマシだが、最悪なパターンなら、犯人はすでに島から逃げ出している、と言い出す。
 理想探偵が、犯人は致命的なミスを犯してしまった、と告げる。


 捜査をしていたヒトで、まだ話をしてないヒトは?
 大和探偵
 武装探偵
 文学探偵→選択


 文学探偵が、自分がこの部屋を訪れた際、暖炉に火がともっていた、と話す。
 魔界探偵が、暖炉の火は薪を頻繁に追加してやれなければ、5時間ほどしか持たない、と話す。
 文学探偵は、殺人が起こった館の暖炉に勝手に火をつけるようなメンバーはいない、と話す。
 魔界探偵は、この数時間の間に犯人は何らかの理由で暖炉に火をつけた、と話す。
 理想探偵が、犯人は、暖炉の火の持続時間に関する知識がなかったので、ワイヤーを取り扱うのに必要なグローブを処分するために、軽率にも暖炉に火をつけてしまった、と話す。
 文学探偵は、暖炉でグローブの残骸を発見した、と話す。
 魔界探偵は、犯人が洋館から脱出できたならばグローブなど海に放ってしまえばいいのに、わざわざ洋館の中で処分したのは、洋館の外に出られなかったからだ、と話す。
 理想探偵は、八ツ裂き公が確実にこの洋館の中にいる、と告げる。
 理想探偵は、「犯人の元々の計画では証拠など残さずに姿を消すつもりだったが、無能探偵が予定よりも早くトラップを起動させてしまった上、入口で気絶してしまった。犯人は、顔を見られた困るので、無能探偵を殺害しようとしたが、実力も身元を不明だったため身を隠すしかなかった。さらにほかの探偵までやってきてしまったので、隙を見て暖炉で証拠だけ隠滅しようとした。」と話す。
 華族探偵が、犯人が八ツ裂き公からいつもの犯行と手口が違う、と言い出す。
 理想探偵が、「本来この扉を開けた者は罠に引っかかり、老師探偵と共に死ぬはずだった、と答える。つまり本来殺すはずの2人目の犠牲者を出せなかったことこそ、八ツ裂き公最大の失敗だ。」と告げる。
 無能探偵は、扉を開けた瞬間シャンデリアが落下してきて、それを避けたことを思い出す。


 理想探偵がまとめ始める。
 八ツ裂き公は探偵同盟一行が訪れる数日前にこの島を訪れて、職員を全員殺害した。
 その後、シャンデリアと老師探偵とをワイヤーで結び付けて、罠が作動してシャンデリアが落下すれば老師探偵が死ぬように細工して、洋館を後にした。
 後日、研究棟に探偵同盟一行が訪れたところを見計らって、老師探偵の声で理想探偵に連絡し、一部の探偵を洋館へと誘導する。
 そこで扉を開いた探偵と老師探偵を同時に殺害し、2人の犠牲者を出すことで、八ツ裂き公の犯行であることを示唆。
 それと同時に、犯人である八ツ裂き公が島の外へと逃げ出せた可能性を示すことで探偵たちを混乱に陥れるはずだった。
 だが、計画外の人物が計画外の時間に罠を作動させてしまった。
 そのせいで、犯人は洋館の外へ出られず、慌てて証拠隠滅を図った結果、不自然に暖炉に火がともり証拠品も焼け残ってしまった。


 八ツ裂き公は今どこにいる?
 この洋館の中にいる!→選択


 事件概要報告書
 被害者:老師探偵
 加害者:不明
 死因:ワイヤーソーによる四肢の裂断
 過程:シャンデリアの罠でワイヤーを連動させることで、犯人は自らの手を汚さずに、老師探偵尾を殺害した。
 備考:事前に準備することが可能なトリックであるため、決め手に乏しく、犯人は未だに不明。ただし間違いなく、この洋館の中に犯人は潜んでいる。
 貢献度:100% S


 トロフィー:灰色の脳細胞をゲット!


 理想探偵が、交代で洋館の出入り口を見張りながら食事をとろう、と提案する。
 突然、無能探偵は、洋館に入った時のように頭痛が起きる。
 渋谷探偵が、バフィロンをあげる、と言ってくれたので、無能探偵はありがたくもらうことにする。