月読命〖S〗 105 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





S

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








『………いいえ…、戻って良かった……。   原因は、分かったんですか?』


「残念ながら。    でも、 万が一が  無くて 良かったよ。」



『……え…?』




松本の息を飲む音が、聞こえた。





「万が一が あったら、お前に 迷惑掛けるからな。」


『……翔さん…、ちょっと待って……?     万が一って、何の事…?』


「万が一でも  俺に 何かあったら、 お前に 託すって話したろ?」




長い沈黙が続いて、動揺を隠さない松本の声が 耳に 響く。




『ねぇ…、何で…?    何で、その話を  翔さんが 知ってるの…?  だってそれは、17歳の翔さんから 言われた内容なんだけど…。』


「……そうだったな……。」


『………本当に、戻ったの……?     本当に、31歳の翔さんなの……?』


「あぁ。   雅紀を支えてくれて、ありがとうな。」


『何で?     ……何で  だよ……。』


「夜に、話すよ。    来れるだろ?」


『……っ。』


「迷惑を掛けてすまなかった。  色々、心配してくれてありがとう。」


『…………いや…、  別に……。』


「じゃ、  後で。」


『翔さんっ!!』



切ろうとした瞬間に、松本が俺の名を呼んだ。



「……何だ…?」


『……その……、、  相葉  さんは……、、』


「だから、寝てる。   身体 酷使させたから、少しでも 休ませてやりたいんだ…。    皆が集まる前には、起こすから。」


「……酷使……?」


「あぁ。  忙しいのに、悪かった。  また、夜にな?」




松本の唾を飲む音が聞こえたが、それを無視するように スマホを切った。


松本に辛い想いをさせた事は、分かっている。


雅紀の事を、大事に守ってくれた。


だから純粋に、感謝を伝えたかった。










❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
おはようございます。  此方こそ、お越し頂き ありがとうございます。
97話の若翔ちゃんの事を想ってくださり、ありがとうございます。 限度底無しに 愛し続けた若翔ちゃんに、雅紀も 頑張って応えていましたね。
ふふ。エロかったですかw?   ありがとうございます。 かなり抽象的に留めましたが 良かったです。
素敵なGWをお過ごしになる事が出来て、良かったですね。
ご近所に、TOKIO-BAがあるなんて!   ずっと通ってらしたなんて羨ましいです。  私も、一度 行ってみたいなぁ。  実は3月に仕事で福島に1日だけ行っていましたが、トンボ帰りで寄りませんでした。 TOKIO-BAさんも2歳になられたとの事。 イベントも、沢山あったようですもんね。 ドラマなどの撮影や街頭取材なんかは 黙っていても良く遭遇しますが、現地まで行かないと味わえない開拓の途中段階を一緒に感じられるなんて素敵ですよね。未来予想図、実現すると良いですね。 何か一緒に作業出来ると、嬉しいですよね。
ありがとうございました。