「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
M
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
「翔ちゃん」が 真っ赤な顔で、俺を見つめた。
「あ、うん…。 あの…、雅紀…? 此処で、このままで、 10分だけ…、待ってて くれない……?」
「ん? いいけど、どうしたの?」
「直ぐ、戻るから。」
「え? じゃあ、コーヒーでも 用意しておく? おれも、のみたいし…。」
「此処に、また 戻ってくれる?」
「くふ。 もちろん。 ……どうしたの……?」
「トイレに…、行ってくる……///。」
「え? どうしたの? おなか、いたい?」
「大丈夫だからっっ。 珈琲も、飲むから。 だから、此処に居て?」
「うん、分かった。 じゃあ、コーヒーいれて まってるね?」
俺に何度も此処で待っているように念を押して、「翔ちゃん」が、急いでトイレに駆け込んで行ったのを見送って、俺はキッチンで珈琲を準備する。
……なんか…「翔ちゃん」 可愛かったな……。
そんなに念押ししなくたって、ちゃんと待ってるのにさ…?
インスタントならお湯を沸かして、10分もしないで戻れるだろう。
「翔ちゃん」には、ミルクを入れてあげなきゃな…。
だけど、「翔ちゃん」 いきなりトイレなんてどうしたんだろう…。
お腹 痛そうな感じもしなかったけど、10分も籠るって……、、
……あ………。
え…?
え………??
ええ…っ///!?
……もしかして……、、
……俺が今、 想像した事で 当たってる……?
さっき、凄く 大きくなってたし…///。
17歳の身体だし……っ///。
……だよね……///。 多分……、、
だったら…、俺を思って…… シてくれてると…良いな……///
…なんて…。
俺は、トイレの中の「翔ちゃん」を想像しながら、珈琲を淹れた。
ベッドに座って待っていると、程なくして「翔ちゃん」が戻って来た。
俺の顔を見て、ホッとしている。
くふ。 可愛い……。
……あ…、 スッキリした顔してる……///。
「ゴメン…、あの 遅くなって……、、」
「あっ///。 ぜんぜん まってないよ。 コーヒーいれたの。 しょおちゃんは、ミルク入りだよ。」
「…あ…、ありがとう……。」
何か…、俺の方がぎこちなくなっちゃう……。
「おはなしっ、するんだよねっ?」
「雅紀は、平気?」
「なにが?」
「……トイレ……///。」
「…あ…///、 まだへいき……。 ありがと……。」
「翔ちゃん」が、ちょっと不貞腐れたのが分かって、それも 何だか凄く 可愛かった。