「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
S
* M ⇉ 雅紀 S ⇉ 翔 J ⇉ 潤
N ⇉ ニノ O ⇉ 大野
勝手に出て行った雅紀を追い掛けて、リビングに戻ってみれば、ソファの上で俯せになって長い脚をバタつかせている可愛い雅紀が 其処にいた。
……何、やってんだか……。
……どっちが、子供だよ………。
声を掛けると飛び起きて、何事も無かったみたいに澄ました顔で、ソファに脚を組んで 座った。
吹き出しそうになるのを堪えて「大人」の雅紀に甘えてみると、 甲斐甲斐しく俺を心配してくれるから、もう一度 ベッドのある部屋に連れ戻した。
雅紀は 俺と話をする為に、さっきと同じように ベッドに座った。
俺は 座った雅紀の前に立って、その顔を見下ろした。
「……雅紀……、、」
「……ん……? なぁに…? しょおちゃ……っ、、ん、 え、、?」
俺を見上げる雅紀の肩をグイッと押して、広いベッドに押し倒し、そのまま上に乗り上げた。
両手首をシーツに張り付け 組敷けば、何が起こったか分からない様子で、吃驚した顔をして 俺を見上げている。
顔を寄せて、耳元に唇を付けて 出来る限り声を低くして 囁いた。
「……抱いても……、 良い……?」
「…え…っ///? 」
俺の言葉の意味を理解出来ない 雅紀は、身体をカタくして もう一度 耳元で待機する俺の言葉を待った。
「雅紀を、抱きたい。 ...抱いて、良い......?」
「えっと...、、 おれ、今 だきしめられてるみたい だけど......。」
「面白い事、言うね。 分かってんだろ? SE Xしよ? って事......。」
「な…、 ダメだよ…っ///。 はなして…っ、、」
当然ながらに 俺の言葉を否定し、身体を捩って 抵抗してくる。
「……何で…? 俺達…、そういう事 シてたんだろ…?」
「だって…っ、、きもいでしょ? おれは…、しょおちゃんにとっては 、おじさんだし…っ、、」
俺の視線から逃げるように、顔を背けてしまう。
唇を充てた耳が 真っ赤になり、傾けた首元が 綺麗に開く。
………マジで……、 興奮する………。
俺よりも背の高い、俺よりも歳上の、俺と同じ男である 雅紀の事を、一度 受け入れてしまえば 全てが 俺の理想となり、愛しさで溢れ返った。