月読命〖S〗 12 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。





N

*  M ⇉  雅紀    S ⇉  翔    J ⇉  潤   

      N ⇉  ニノ    O ⇉  大野








「……こんな  事って……、、」




一番に相葉さんの家へ着いた俺が見た 目の前の光景は、道すがら想像していた事態とは 異次元の光景だった。



泣きそうな顔で俺に縋る 相葉さんと、野犬みたいに殺気立てて俺を睨む 若過ぎる 翔さん。



俺に対する悪戯では無い事は 容易に理解出来るが、今の状況が現実なのだと理解する事は なかなか難しい。



相葉さんに、先程 電話では聞く事の出来なかった 今までの状況を 皆が来る前に 先に教えて貰う。



呆気にとられたが、相葉さんの判断は  正しかった。



誰にも隠し通せる事では無いが、誰にでも話す内容では 無い。



本来であれば、誰にも話す事の出来ない内容だ。


ただ 今の 俺達の仕事の状況から見ても、最小限に打ち明けられる人数を集めたという事だ。



緊急性を要する内容と理解した 皆も 直ぐに集まり、嵐の5人、そしてチーフマネージャーと 翔さんと相葉さんのマネージャー2人、計8名が マンションの一室に 一斉に集合した。



ドアを開ける度に 驚き固まった面々も、 有り得ないこの状況と実態を 取り敢えず把握し 受け止めざるを得なかった。



だって、其処にいるのは 間違いなく 若かりし頃の  俺たちが知っている 翔さんだったから……。



「翔ちゃん」は、次々と入ってくる一人一人を ガンつけて威嚇していたが、我々が敵対者では無い事は 何となく理解しているようだった。



こんなオジサンだらけの中にいても、全く怯まずに 状況を見極めようと 思案している。




……やっぱり、この人は  頭が良いね……。



普通の人間なら、発狂して取り乱して 暴れ出すに違いない。




勿論、相葉さんには酷い事を言ったのだろうが、暴れ出して 相葉さんを怪我させなくて 本当に 良かったと思った。



俺達は  リビングに集まって 、ソファに座り  話を始める事にした。















❀❀❀❀❀コメント返信❀❀❀❀❀
❀  コメントありがとうございます。
どうでしょう…?   在り来りな内容ではありますが、難しくて頭を痛めていますw。 楽しんで頂けると嬉しいです。 ふふ。 〖S〗は、仰る通り 翔ちゃんのSです。 見切り発車なので 何とも言えませんが、〖M〗も何となく考えています。 Mは、「松本」じゃなくて「雅紀」ね?  ただ、〖M〗まで行けるかなぁ…。
行けなかったらごめんなさい。 行けたら、心の中でちょっとだけ褒めてくださいw。   こちらこそ、 コメントありがとうございました。