「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
「だいじょうぶ。 おれは、こわれないよ? 」
「………雅紀…。」
翔ちゃんが 俺に甘えるように 頬を擦り寄せてくるから、翔ちゃんの背中に腕をまわして ピットリと抱き合う。
あんなに 執拗く 激しく 優しく抱いて 愛してくれたのに、今は 不安でいっぱいな子どもみたいな顔で 俺を 見つめてくる。
いつだって自信満々の 翔ちゃんなのに、俺の事になると 途端に臆病になっちゃう。
大丈夫だよ?
翔ちゃん、
俺、 壊れないよ……?
「だから、これからも いっぱい シよ…?」
翔ちゃんの身体が ピクっと揺れて、覗き込もうとした俺を避けるように 顔を隠すようにして、また 俺の身体をキツく抱き締める。
「…俺…、悪いけど 記憶力 メチャメチャ 良いからな…///。」
ボソッと呟いた翔ちゃんの言葉で、照れてるのが分かって 嬉しくなった。
「くふ。 じょうとうだぜっ。」
「ふは。 雅紀…、安心したら 眠くなった……。 もうちょっと 一緒に、寝よ……? 」
翔ちゃんが、俺を抱き枕みたいにして抱えて 目を瞑る。
体温が重なって、互いの温かい身体が、眠気を誘う。
翔ちゃんの寝息が すぐに聞こえてきて、
幸せだなって思いながら、俺も また 深い眠りに落ちていった。
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やば、、チョコレートケーキ忘れてた…。
ってわけで まだまだ長くなります……。。