ラストノート 【モデルズ】 198 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。






J

*  M ⇉  雅紀      J ⇉  潤



*  大野社長との会話のみ。





「そろそろ、 連絡があると 思ってたよ。」



「すみません。 1週間、自由にさせてもらって…。」



「いや、良いよ。  こっちの方が優先だから。」



「……まだ期限は残っていますが、まーを 戻そうと思います。」



「相葉ちゃんの体調は、どう?」



「とても綺麗です。」



「んふ。  質問と答えがあってないよ?    まぁいいや。  ところで、出来たの?」



「はい。   持ってきました。」



「後で確認しよう。  どう?」



「自信が、あります。」



「楽しみだね。   相葉ちゃんの事は、了解した。  キチンと話はした?」



「……明日、話すつもりです。」



「そっか。  今度は、ちゃんと話せる?」



「もう、逃げちゃ  いけないから…。」



「分かってんじゃん。 」



「……臆病になる程に、失いたくないって思ってしまった。  ずっと近くにいられるなら…なんて、女々しく考えてしまったんだと思います。」



「そんな考えは卑怯だし、窮屈だ。」



「はい。  結果、自分の仕事にも影響が出てしまった。 社長にも迷惑を掛けて……。」



「迷惑はかかってないよ。  ただ、これからも2人には沢山 稼いでもらわなきゃならないから、さっさと 解決してくれよ?    おいらは、公私混同は大いに結構だと思っている。   但し、相互作用で +‪αを 生み出せばの話だけどね。」



「………はい…。」



「あぁ、相葉ちゃんが復活するなんて 方々に知らせたら、直ぐに忙しくなるだろうな。   相葉ちゃんには悪いけど、どうせ 予定は、あと1週間も残ってるんだ。   もう少し、黙っておくか……。  おいらも、相葉ちゃんと 出掛けたいしなぁ。   きっと、翔くんや カズだって、行きたいだろうしなぁ……。」



「………俺のことも、慰めてくれますか…?」



「あれ?   フラれる予定?」



「……っ、、。」



「んふ。  じゃ、そん時は 翔くんに、おいらがお願いしてやるよ。  とことん 朝まで、付き合ってもらいなね?」



「……絶対、嫌です。」



「はは。   ところで、そろそろ 完成品を出してもらえる?     ダメなら、やり直ししてもらわないと 困るからね。」



「きっと、気に入りますよ。」



「相当な自信だなぁ。  よっぽど、モデルが良かったんだろう?」



「最高でしたよ。」