誰もが思いつくような話 【にのあい】 19 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。






「小峠さん、おはようございます。」



「おぉ、おはよう。   今朝のニュース 見たか?」



「何のニュースですか?」



「例の 猟奇殺人だよ。」



「また、あったんですか?」



「あぁ、今度は被害者 1人じゃないらしいぜ?    今までの殺し方と一緒なのに、一度に纏めてなんて事は 無かったよな。  模倣犯なのかも知れねぇが…。」



「…へぇ…。   怖いですね…。」



「日本の警察は 優秀だって思ってたんだけど、どうなってるんだろうな。   捕まらないと思って、調子に乗ってる感じが ムカつくんだよ。」



「…何で、人を  殺すんでしょうか…。」



「さぁな。  どんな理由があろうとも、殺人なんてするヤツは糞だ。   …アンタも、気を付けた方が良い。  今回は、違う奴の仕業かも知れねぇけどよ…。    アンタ、  可愛い顔してるんだ。  狙われるぞ?」




小峠さんの言葉に、少しムッとして答える。




「俺…、   可愛いって 言われるのは、嫌です…。」



「嫌だろうが、狙われたら お終いだろ。   俺は、アンタとこうやって親しくなったんだから、余計に心配なんだよ。  気を付けろ。」



「…ありがとう  ございます…。」



「…アイツも…、   綺麗な顔してるから  心配なんだよな…。」




小峠さんが口にした『アイツ』は、相葉さんの事だって すぐに分かった。




「……そう  ですね……。」



「俺と  こうやって親しくしてくれたお前らを、俺は  絶対に守りてぇ……。」



「……小峠さん……。」



「所詮は、ただの警備員だがな。何かあったら、すぐに言えよ? 」




……小峠さんは、  優しい……。



俺も、  相葉さんや  小峠さんを 守りたい……。




「おはよう ございます。」



「あっ//、   おはようございます!」



「おぉ、おはよう。   ちょうど、アンタの話を してた所だ。」











*  しめちゃん、おめでとう!!

TravisJapan、おめでとうございます。 これからが楽しみです。