天使なキミと嘘 12 | 櫻の葉色

櫻の葉色

左利きマジョリティ

「腐」です。


苦手な方は、回避願います。




※ほぼ会話のみにしました。






「なら、かえるっ!     ひとりで、へいきだろ?」



「駄目だよ…。   傍に居てよ……。」



「だったら…っ、、   ヌ  いて……?」



「ねぇ…、   あの時の事…   教えてよ……。」



「なに…?     あのときって…?」



「この前の事だよ。   まーは  俺に  抱 かれてくれたよね…。」



「……っ、、」




身体を抱き起こし 座らせると、向かい合わせに 真正面から まーを見つめて、ずっと聞きたかった事を 問い質した。




「あの時、 何で 謝ったの…?    何で 泣いてたの…?    俺を求めてくれたのに…。」



「あれは、  クスリ の せいだよ。    ……おぼえてない。」



「……だったら……、  薬が あれば 良いの……?」



「……じゅん……?      …なに、いっ……、、」




まーを座らせたまま、バッグの中から 大切にしまっていた 小瓶を取り出し戻ると、目の前に差出した。




「…また、    …飲んでみる……?」



「いや…っ、   やだっ。。    じゅん、…っ、」




まーが ブルブルと震え、大きく首を左右に振って抵抗の意志を告げる。




「…でも     …気持ち  よかっただろ…?」



「じゅんっ?   アタマ おかしくなったのかよっ。    いいかげんに……っ!」



「……あの時の…、     捨てられないんだ……。」



「…それ……、おまえのじゃ  …ないだろ…?」



「流星のだよ。   だけど、流星には返さない。」



「……じゅん……?」



「コレ    …使ったら…、   また…、 俺を 求めてくれるだろ……?」



「…やだ…。    …じゅん…、、  じょぉだん…   やめてよ…。」



「…何で…、、  まーは 俺の まーなのに…、  俺の まー じゃ 無いのかな…。  ねぇ…?」



「……お…ねがい……。    やめて…? 」



「……そんな顔……、   すんなよ……。」



「……じゅん……、   おねがい……。 」



「……分かってる……。」



「…のみたくない…。    じゅ、ん…っ。」



「飲まなくても、  ……もう かなり ヤバいんだろ…?     俺が…  欲しい…?」



「……いゃ…、  も…、   おねがぃ……。」



「……俺が、   欲しい…?」



「ほしくないっ、、   ゃ  だっ、、」




俺から逃げるように ずり 這い 、 バランスを崩した 倒れた身体を押え込んだ。