「腐」です。
苦手な方は、回避願います。
「雅紀…、いい加減に……。」
「いいかげんに…?」
「……お前だって触って欲しくて堪んないだろ…? 出したいだろ…? なぁ…、俺が触ってやるから…。」
訴えかけるように、懇願するように、宥めるように、優しく、慎重に、声を掛ける。
雅紀の身体が目の前にあるのに、指一本触れる事が出来ないなんて最悪だ……。
こんなに雅紀の事を欲しているのに、俺の気持ちなんてお構い無しにクククッと楽しそうに笑っている。
「おれがあげたパンツでしょおちゃんによろこんでもらいたいんだよ? しょおちゃん、パンツのナカ、きにいった?」
「………お前のナカが良い………。」
「……ぅわ…、、やぁらし……。」
「ねぇ、手…解いて…? 雅紀に触りたい…。 雅紀を抱きたい……。」
俺の本心なんだよ。
途轍もなく雅紀に触りたい……。
お願い…。雅紀……。
なのに雅紀は俺の言葉を無視するように、俺の腰からアンダーパンツを引下げる。
同時にベトベトになって藻掻いていたモノが滴を撒き散らしてブリンと勢いよく 勃 上 がった。
嬉しそうに舌 舐 りをして笑う雅紀の指が堅くなって動き回るソレを握る。
握りしめた指の先で 尿道 口 をグリグリと刺激されると、性懲りも無く粘着した透明な涙を流して今以上の期待に濡らす。
「……雅紀…っ、ん、、お願い……っ。」
「あれ? しょおちゃん、カワイイね。 かおがまっかだよ?」
「雅紀っ! 解けっ。離せっ! お前のナカじゃないと嫌だっ! 雅紀っ!」
無駄撃ちを繰り返したくない。
必死に泣き喚く俺の頬を、慈しむような顔で優しく撫でる。
「おれのこと、すき…?」
「愛してる! 雅紀、愛してるっ!だから…っ!」
……馬鹿みたいに叫んでいた……。