ここで、終戦から数えて半世紀以上も付き合ってきたアメリカを見ましょう。
朝鮮戦争は休戦状態でいまだに終結せず、ベトナム戦争では最終的に撤退することになり、
この二つは軍事力で単純に解決できずに終わったものであり、
さいきんでいうとアフガン、イラク戦争は軍事力で解決したものの戦後の占領統治はうまくいかず、
アフガンではタリバンが様々筋の支援を受け勢力を戻してきましたし、
イラクでも自爆テロは増えてきているようです。
かいつまんでいうと今後もアメリカは外征するために同盟国だろうが、国連の加盟国だろうが、
「自衛するくらい自分でやれ」というか、
最低限自衛してもらわないとアメリカ自身も困るといった事情があるわけです。
前回でも触れましたが、民主主義陣営の指導者として「陰謀」とか「野望」とかいわれようとも、
リーダーとしてアメリカは動かねばならない。
フランスが代わりにリーダーになりたいのならばイスラエルへの援助も、
各国に駐留しているアメリカ軍の肩代わりも引き受けてやればいいのですが現実的に無理なわけですから、
アメリカが口うるさいフランスを嫌ってしまうのも無理はないことです。