みんな平等についてはかなり敏感なんじゃよね。

 

以前一度お話しをしたと思うのだけど、園児の写真を撮って園のホームページに載せてもいいですかね? って尋ねたらいい返事が貰えなかったんじゃ。

子供の写真ってけっこうセンシティブなので、それでかなって思ったらね、「うちの子が写ってない。っていわれる親御さんが出てくるのよ」ってお話でした。

園の用心棒が気ままに撮ったものなので、えこひいきしてるわけでもなし、それほど言われるかな? って思ったのだけど、そういうわけでそのお話は立ち消えになったす。

プロの写真館の人も行事行事には来るのだけど、ただ園庭で遊んでいる風景ってなかなか撮れないのでじゃな、いい考えだと思ったんだけどね。

小さいとはいえなんだかんだで200人は園児いるのに、全員撮れるわけないじゃんね、まったくもう。ぶつぶつ。

 

こないだ、お菓子の詰め合わせを作ったのざんす。Aのお菓子、Bのお菓子、そんでシャボン玉、それらをひとつずつ袋に入れていきます。

したら最後にBのお菓子だけふたつになっちゃった。つまり、どこかで間違えてAとAの包みが出来ているはずで、なので最初に作ったものから全部点検しなきゃならなくなっちゃったのでした。

ひとりだけ違うものってわけには行かないからのう。(しかし原因は分かんなかったので、Aのお菓子を買いに行ったざんす)

やれやれじゃ。

 

まあ、あからさまなえこひいきは良くないのだけど、ちょっと敏感になり過ぎてんじゃないか思うのよ。

数が少なければ貰える子も貰えない子も出ちゃうわけでじゃね、生きてりゃだいたいにおいてそうなることの方が多いじゃんね。家庭の環境だってそうじゃん、裕福な子もいれば、貧乏な子もいる、全部公平な世界じゃないよね。

もちろん最初に言ったように、そのことで差別したりされたりはあってはなんないことじゃけどさ。

そういう意味で公平、平等というのは難しい。

同じようにそれらが対立しちゃう場合、どうも感情でぶつかり合うことになっちゃう。

 

ちくわの中学校の生徒総会で「女子のハイソックスを認めるかどうか」って議題が揚がった時にじゃな、男子側は「なんでそれが必要なのか」ってことで反対に回ってじゃな、それに対して「必要だから提案している」側の女子との間でおおもめに揉めて、場が紛糾した挙句に収拾つかなくなって、議長が持ち帰る案件になっちゃったことがありました。

当時は校則も厳しくてじゃね、男子の長髪が認められたのはちくわが入校する前年だったのじゃ。(全員丸刈り必須のマルガリータ中学でした)

なので、ハイソックスくらいいいじゃんねって、ちくわは思っていたんだけど、両者の対立が凄すぎて意見は述べられなかったよ。(笑)

こんな感じで最近は性差で揉めること多いように思う。

そんでその度にこの半世紀(すげえな)前の出来事を思い出しちゃう。

 

なんであんなんに両者はいがみ合ったんだろう。

 

まあ、若くて未熟だった(中坊だもんな)。そりゃそうだ。

互いに意地を張ってしまった。うんうん。

論拠が男対女に収束してしまった。あるある。

 

そしたら最近某焼肉チェーン店の炎上があったざんすよ。

期間限定 女性だけコース半額!

っていうやつ。

これが差別だあ! ってじゃね。

でもでも、女の人の方が食べる量が少ないから・・・・・・。というのが店側のコメントでね。

ちくわはほれ、男なのでこのキャンペーンにはそもそも関係がない。なので損も得もないので全然かまわないんじゃけどね。

店側の狙いとしては女性客を呼び込みたいのじゃろうしね、それほど差別だとは思わないのじゃ。

けれど、最近はこーいったことでよく炎上すんのでじゃな、それもあって男側からのクレームなんじゃろうね。

 

ケーキバイキング男性は半額セールとかあったら女性陣はもやもやするかな? ははは。

 

もともと、こういうのはあったよね。映画のレディースデイとか女性先行試写会とか。

ちくわが部屋探ししてるときも「女性のみ」の物件はあったし。

ただ、逆に女人禁制というのもあったよ、高野山もあかんかったし、土俵に上ってはダメだし、神輿も担いではいかんいわれてた。

酒蔵もそうだったように聞くしね。宗像の沖の島は今でもそうじゃったよ、たしか。(他にもそういうとこ残ってるかな)

そういうのが無くなっていって、だんだんと「人間」って括りになってきてるように思う。

 

とはいえじゃ。

最近はいろんな人がつぶやくものじゃから、ほとんどチンピラの因縁に近いようなものがいっぱいあったのは確かじゃ。(小さな声まで届くのはいいことなんじゃけど、まじで頭の中を疑うようなものもあるんじゃよね)

献血ポスターにおっぱいの大きな女の人のイラストが出ててけしからん、とかのじゃな、いわゆる性的搾取(この言葉の意味がわからん)ってやつが許せないってやつじゃ。

イベントでのレースクイーンやラウンドガールはなんのために存在するのかー! とかグラビアアイドルは必要かとか、まあそのセクシー路線で華を添えるものに対してかなり糾弾されてじゃな、なかには無くなってしまったものもあんのよ。(美人コンテストとかもあかんやろな)

もっともではある、一理はあるとちくわも認めよう。

あれらは無くても構わないものではあるわいな。うむ。

けど、それを仕事にしてる人も居てさ、無くなっちゃうと困るだろうし、もしかしたらそれこそが憧れの仕事だって人もいたかもしれない。自ら挑んでセクシーさや美人を競う人はどうすりゃいいのさ。

美人はそうでない人より得で、金額に換算すると生涯の差はおよそ○○万円くらいになる、とか研究した人もいたけど、自分のいいトコをアピールして発揮するという意味ではじゃな、こういったキレイドコロの仕事だって立派なモノのように思うんじゃけどな、ちくわ。(語感が曖昧なのはこれ以上は突っ込めねえという心のブレーキじゃな)

とにかくね、これがケシカランってことで、他人の選択の邪魔はする必要はないよねってことが言いたい。

 

求人募集でさえ「男」が欲しい「女」が欲しいとは書けなくなっていて、せいぜいが「女性の多い職場です」くらいしか言えなくなってんのに、女性だけ男性だけ半額などとよくもまあ勇気があるな。

「身体は男だけど心は女です」と名乗る相撲部の集団とか来たらどうするつもりなんじゃろうね。無理だって言えるんかな?

通すしかないじゃんね。 というか、行って欲しいわ相撲部。わくわく。

 

けっきょくさ、互いにギチギチやり合うんじゃなくて、ゆる~く生温かい目で見てあげればいいじゃん。

性差はあきらかに存在するし、互いに補うべくなってるんだし、片方が得をしたとしても自分には関係は無いんじゃよ。

平等じゃない! って青筋立てて叫ぶほどのことかっつーの。

完全な平等は望む方がどうかしてる。

だから肩のチカラ抜いてじゃな、お互いにがんばろーねって関係がいいよ。

うん。