このタイトルで島がどこのことだかわかった人はだいたい年寄りじゃ。

 

イエス、森村桂の旅行記でベストセラー、ニューカレドニアのことじゃな。

カレドニアというのはローマ時代のイギリス北部を指す地名でじゃな、島を発見したクックが付けたんじゃなかろうかね。

というのもここは結局フランス領になるのじゃから。

 

ところで、このニューカレドニアがどこにあるのか、知ってる人います?

行ったことある人は知ってると思うのだけど、そうじゃなければあんまり知らないんじゃないかな。

ちくわは知りませんでした。(威張るのか?)

たみぃさんはきっと知ってるね。

なんと、オーストラリアのもっと向こう、ニュージーランドの斜め下くらいにあるんじゃねー。

遠いやん。

ここに行くのはどうすればいいのかしらね。一回オーストラリアに行ってからの乗り換えかな。

 

いきなりだけど、なぞなぞ。 日本からものすごく遠い島はどこかな?

 

 

 

 

 

 

ちっちっちっち。

はい、時間切れー。

答え: バリ島(ばり遠)

 

すまぬ、行き当たりばったりのブログで。

 

 

なんでこんな行ったこともない島の話をしているのかというとじゃな。

前回書いた「プール」の中で、南の島になんか行きたくないんだよって話をしましたな。

そうしたらなんか思いついたというわけですじゃ。(マジじゃん、行き当たりばったりすぎる)

 

 

 

映画にもなった、たしか。(観てない)

曲は聞いたことある、貼ってみたけどこんなに遅かったっけか。

まあ、なんにしても40年くらい前の歌だからねえ。

しかしじゃな、この遠い遠いニューカレドニアなんじゃけど、結構昔から日本人には縁のあるトコなんじゃ。

ここの海では白蝶貝が獲れるんじゃ、なので海に深く潜れる人が必要で。

そう、

 

あまちゃん!

 

戦前はね海女(あま)の人がそこで働いていたそうなんじゃよね。それも半端な数じゃない、延べで6000人も働いていたのじゃった。すごくない? オーストラリアの向こう側じゃよ。(泳いで行ったわけじゃないぞ)

白蝶貝は高級ボタンの材料になるんじゃ、お金になるとなるとそんな遠いとこからもスカウトが来るんじゃね。

労働条件とか大丈夫だったんじゃろうかねえ、ちょっと心配しちゃうよね。

 

そういえば、台風が島を襲うというパニックムービーで、日本人の三人の海女さんが役どころとして出演してた映画を観たことがありますよ、セリフとかあんまり無くて残念だったし、割と重要な役どころだったのにあっさりしんじゃうんだけど、日本人が海外の映画に出ることって少なかったので、よく覚えています。ちくわは南太平洋って映画じゃないかなあって、調べてみたけど、これはミュージカルだったし台風も来ないみたいね。じゃあなんて映画だったのかしら。まあ、いいけどね。

 

その後、ここではニッケルが出ることが判明、以後はニッケル鉱山として発展していきます。

ニッケルは高価な金属では無いんじゃけど、鉄との合金でステンレス作ったりするので、重要なものなんじゃね。

ただ、そうやって鉱業で栄えてはいるのだけれど、もともとここに住んでいた人と、フランスから来た人たちの格差なんかも生まれてて、少し前から独立運動が盛んになってきててじゃな、先日暴動も起きていましたがね。

飛行機も飛べず一時的ながら交通も途絶したのじゃった。

まじもんの「天国に一番近い島」になっちゃうとこでした。あぶないあぶない。

マクロン大統領が火消しに躍起になってました。

その後やや沈静化したみたいじゃな。

 

けれどじゃね、これは確実ではないんじゃけど、独立派にはどうやら中国が一枚噛んでんじゃないかってウワサがあります。

あそこって昔はけっこうバレにくい陰謀を巧みに企む国だったのに、最近はアカラサマ過ぎてじゃね、政治的な頭が悪くなった感じがありますね。引いちゃうくらい強引だしな。

 

もちろん独立したって良いんだけど、せっかくいいとこだよって人が来てくれるんじゃから、できれば平和で平穏な世界であってほしいものじゃな。

いいえ、ちくわは行きませんけどね。