こういう法則系の固有名詞が出てくるとじゃな、
すごおくたいしたことの無いことでも、エラソーに聴こえるから不思議じゃ。
まあね、でも今回のこれは至極マット―なこと言ってるだけじゃあるんじゃよ。
1)人は、自分が生まれた時に既に存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
2)15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられる。
3)35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。
まあ、そりゃそうかって思うよね。
ちくわはモノゴコロついた時には電話もテレビもあったし、車も走っていたし、電車も飛行機もあった。ラジオやレコードやトランシーバーもあったのこと。ローラーの絞り機のついた洗濯機(見たことない人のが多いよね)だってあったざんす。うむ、あれらは普通にあったので、あるのは自然だったよ。
んでね、小さい電卓とか携帯電話とかその内に出てきてじゃな、「うわあ、これは便利」って思ったのざんす。(15歳より上だったかどうか定かではないけど、シャープペンシルもちょっと驚いたなあ)
テレビゲームとか画期的だったね。そうそうゲームセンター流行ったのもこの年代だったかもしれない。喫茶店にインベーダーゲームとかあったしな。原子力発電とかいつ始まったんだっけ。
CDとかDVDとか出た時は、いよいよレコードやカセットの時代が終わるんだと思ったもんじゃ。
いや、彼らの時代も短かったけどね。まじで短かったな。うそみたい。
しかし、あの頃に35歳を過ぎてた人たちはどう考えてたのじゃろう。あれらに対して。そこはどうもわかんないなあ。
そんで、ちくわが35歳過ぎてからはスマホとインターネット、そんで今やAIとかチャットGPTとか生まれてきてる。
つまりじゃ、この法則に従えば「自然に反したもの」とそれらを捉えなきゃなんじゃけど、特にそれほどの反感みたいなのは無いなあ。ゲルボールペンは「おおっ」って感じたよ、書きやすい。
ここの読者の人もけっこうこの「35歳」の坂を越えてきてる人多いと思うのじゃけど、たぶんだけど、そんなに自然に反したものだとは思っていないんじゃないかしらね。普通に使いこなして「便利」って感じてる雰囲気あるもんね。
とはいえ、ちょっとした畏怖は無いとは言えないかな。ええ、ちくわはね。
ネットが普及して、なかなか手に入れられなかった遠方の食べ物とか買えるようになって、すんごく便利! って感じる一方、町の本屋さんとか食堂とかデパートとか無くなっちゃって、これで買うより仕方がない って感じになっちゃったしじゃな、独立して自営で頑張っていた商店がどんどん無くなって、そこでしか手に入らなかったもの、それは無くなっても誰も困らない微小なものだったかもなんだけど、それらが消えて二度と手に入らなくなったこと。
そういうことがあらゆるところで一斉に起きてしまったってことじゃな。
それが怖いといえばコワイ。
あと、インスタ映えみたいな味もコスパも度外視みたいな食い物が、いきなり流行っていきなり終わるという、あの辺の幼児的な事象とかには呆れてる。(自然に反したと思っているかどうかは微妙だけど、そう感じているのかもしれない)
けど、それは置いとくとしてもじゃな、年取ると腰は重たくなるのは確かじゃな。
スマホ宣言しといてあれなんじゃが、まだガラケー使ってるしね。(だってまだ使えるんじゃもの)
結局タピオカ飲料一回も買わなかったし、チーズホットグもほっといたし、AIで画像を生成したりしないし、EVにも乗った事ないしな。あ、そうそう、支払いはほぼ現金。電車やバスそんで一部のスーパーくらいかな、現金使わないのって。
時代遅れじじい。
いや、もうそれでいいや(笑)
ただね、いろいろ出来るようにはなりたいんじゃ。
なので、取り残されないようにしたい、よろしくお願いするじょたみぃ先生。いろいろ教えてくださいね。
ああ、そういえばこの法則の人、SF作家の人らしい。「銀河ヒッチハイク・ガイド」ってたくさん売れたらしい。
ちくわは読んだこと無いし、あらすじっぽいの読んだけど、あんまり面白そうでは無いな。(ひどい)
知ってる人は知ってるんじゃろうけど、こんなで法則に名前があるといいね。ハインリッヒの法則とかさ。
死んでからもずっと憶えてもらえるしね。
ちくわもなにやら法則作ってみようかなあ。
お腹空いた時にスーパーに行くと欲望にまみれ、余計なもの買っちゃう。
うーん、普通過ぎる(笑)