こないだ「マッシュル」のオープニングが耳から離れなくてってお話をしました。
おぼえてるかしらね?
クリッピー・ナッツっていう二人でやってるバンドじゃ、歌ってるR指定って人とDJやってる松永って人たちなのだけどね。
R指定さんは日本であるラップバトルの三年連続チャンピオンで、松永さんは世界一を決めるDJコンテストで優勝した人なのだそうじゃ。
じゃからまあ、いうて日本語のラップであれば世界一ィィィィ! って言うても良いんじゃろうね。すごいじゃんね。
あれからあの曲は世界的にめっさ流行ったのでした。
そのファーストテイクがYouTubeに登場してたのじゃけど、ひとりでちゃんと歌ってるのに驚いた。R指定さんっていろんな声が出せるんじゃな。
そういうわけで、ちくわは知らない世界にちょっとの間紛れ込んでたわけじゃ、ラップて言えばクレラップくらいしか知らなかったのにね♪(サランラップも知ってるけどな)
フロウだとかバースだとかライムとか、知らない言葉にも出会って、よーみんな♪ みたいに歌えないのに乗ってたりする(ふりをする)んじゃな。いえい。
まあニワカだからそんなもんじゃ(笑)
さて、そんでラップバトルとはなんじゃろ。
ラップバトルというのは、タイマンで向かい合ってやね、お互いを罵り合ったり見た目を揶揄したり、とにかく自分の方がすげえんだかんなって感じで見栄を張る感じの戦いで、どっちが上なのかを競い合うという、見ててちょっと引いちゃうようなものなんだけど。まあ、アメリカの文化そのままって風なのさ。けどほら、日本にも俳句や短歌みたいなきっちりと語彙を詰めるような文化があるわけで、日本語ってラップには向かないと思ってたんだけど、だから意外にもなんとかなんのよ。というか向いてるかもよ、英語よりも、ええ、もしかしてだけど。同音異義語多いし韻も踏みやすいもんね。
夢野久作の奇作「ドグラマグラ」のちゃかぽこ音頭みたいなの、けっこうこれらに近い気がする。
そういうの見てたらMOHAブログというのに行き当たったざんす。
スーダンの人ふたりが色んなラップ見てリアクションするってものなんじゃけど、ふたりとも日本語が完全ネイティブでちょっとびっくりすんじゃけどさ(見た目とのギャップが凄すぎる)、もうね、感性もわしらと全然違和感なくて、そこにもまたびっくりしました。
その中でも「ジジイ同士のだいぶ見てられないラップバトル」というのが最高に可笑しくて、楽しくて、見ててシアワセになっちゃうんじゃよ。
ということで、よかったらちょっと見てみてください。さわりだけでもいいからね♪
ちくわ、まじでそうとう笑ったざんす。
なんでだろうね。
この人たちが本気で楽しそうなの見てたら、こっちも楽しくなっちゃうよね。
ふたりとも純粋なスーダン人らしいのじゃけど、なんかこうハンサムだし、目鼻立ちがくっきりしてる感じじゃ、スーダンの人ってこんななんじゃなあって思ったよ。
日本には200人くらいしか住んでいないらしいよ。
もちろんスーダン人と会った事はありません。
そんでスーダンってどこにあるのかしら。
ええ、アフリカってことは知ってる。
でも、だいたいどこら辺なの? って知ってるぞって人います?
ちくわはわかんなかったじょ。
あのねアラビア半島と紅海を挟んだ反対側なのでしたサウジアラビアの対岸、エジプトの下あたり。
つまりアフリカとは言ってもかなり中東との接点が大きな地域のようじゃ。
彼らも英語・エジプト語話せる言うてたし、国としてもイスラムの影響力が強いらしいしね。
ネットってほんと、気になったことがすぐ調べられるのはすばらしいす。
(調べたことすぐ忘れちゃうんだけどさ)
ともあれ、今回はラップのお陰で思いもかけないことが知れたって話じゃ。
ちぇきらべいびぃ♪