これを「つつもたせ」と読ませるのって、かなり強引なというか、ひとつひとつの漢字にまったく手掛かりがないのは凄いことじゃとしか言いようがないな。

でもまあ、訓練の成果なのか普通に憶えるのか、ちゃんと読めるのはえらいもんじゃね。

意味はまあ、ここに集う賢明な読者ならば説明することもなかろう。

 

あれじゃな、いわゆるハニートラップというやつで、主に男の人がかかっちゃうやつじゃな。(日本語のイロジカケの方が隠微な感じありますね)

ああしてああすりゃこうなることを、知っててああしてこうなった。 という戯れ唄もそのまま、仕方なくも情けないザルにツッカエ棒並みの単純な罠に掛かる男の人のなんと多いことでしょう。

この手法ってばしかし、ずっと昔から連綿と繰り返されてるとこが恐ろしい(笑)

 

「俺の女に手を出しやがったな、これどう落とし前つけてくれるんだい、おうっ!」という独身者既婚者オールオッケーの初期編から「このことを奥さんが知ったらどう思いますかねえ、ふふふ」の既婚者限定編。そんで「このことを漏らして欲しくなくば、軍の機密をこちらに教えるあるよ」の国家謀略編まで、安っすいのから高っかいのまでいろいろと取り揃えてあるのが魅力的じゃな。

なんにでも使える!

 

ただ、「奥さんに叱られても仕方ないな、だって全部自分が悪いんだもん」って腹をくくれば、それらを破邪の剣で薙ぎ払えるはずなんじゃな。(まあ、初期編は無理かもだけど)

けれど悲しいかなみんな奥さんが怖いので、唯々諾々とお金を払ってしまうのであろうな。(しらんけど)

ただねー、痴漢の冤罪に近い問題も昨今はあってじゃな。ひどい行為をされたと言われると、そこはなかなか身の潔白を証明するのがムツカシイのじゃ。

 

ダウンタウンの松本さんとかのケースなんかだと、ちくわはちょっと同情しちゃうんじゃよね。

「女性上納システム」なんかいうおどろおどろしい名前を週刊誌が書いてるけども、ああいうのって普通にあったんじゃないかしらねって、昭和脳のちくわなんかは思うのじゃな。在京の大先輩が地方にやって来るとなれば宴を取り持ちいの、キレイどころ集めりいの、お酌しいの、笑いいの、気持ちよく帰ってもらうみたいな。(祟り神みたいな感じじゃな)

まあ、センパイがそういうの嫌いならやらないじゃろうけど、好きならねっ、そりゃそうやって歓待するわね。

んで、流れでどうかなっちゃうこともあるじゃろうよ。

んでもじゃよ、ここなかなか繊細かつ微妙な問題なので、すごく言いにくいんじゃけどさ、「そういう飲み会をホテルの一室でやる」というお話に乗ってギャラ飲みしてじゃな、断りにくいのでやられちゃったみたいなのって、それってさ、

それって、自分の責任じゃないのか?

って気がすんのよ。断ることができなくてなんらかの強制があったなら警察なりに行けばいいし、それだと立派な犯罪じゃものな。

 

若いころはちやほやされて、しかし歳行ったら相手にされなくなって、そうだ昔あったこれを週刊誌に売ろう! っていうのを「二毛作」って言うらしい。誰が考えたのか知らんけど、うまいコトバ選びじゃな。

何年も前のことを持ち出して、しかもじゃ「わたしもそうだった」言う奴が何人も出てくるってどうよ。

もちろん言う人が出てきたので「勇気が湧いて」ってことはあろうよ。

それでもじゃ、なんだかどうも胡散臭い気はしちゃうんじゃよ。

だいたい、「芸人」だしなあって気もする、「ミュージシャン」や「芸人」に崇高な人格を期待したりね、道徳を求めるのも変な話で、ちくわ的には結局のところ彼らの「家族」がこれをどう考えるかだけの気がするよ。

 

 

ということで、この件は良いわいな。(いや、よくはないんだけど)

今回腹が立っているのはサッカー日本代表の伊東純也のことじゃ。

去年の夏大阪で試合があった際、伊東君は同じようにホテルの部屋で飲み会をして、そこにいたA子さんが深酒で朦朧とした状態で、どうやら伊東に性行為された。 という件を警察に告訴してそれが受理されたのを新潮が記事にしたわけじゃ。

受理されたわけじゃから、松本さんのケースと違い、ここから先は法的にどうなるのかが問題で、事態はかなり深刻じゃな。記事にするのも無理からぬことじゃ。

しかし無理からぬことじゃあるんだけど・・・・・・・。

どういった時期に記事にしたよ、ってことが問題でやね。アジアのチャンピオンを決める「アジアカップ」それのベストフォーを決めるイラン戦、そもそもこの戦いが今回の天王山みたいな闘いの前にこやつらは書きおったのじゃ。

 

伊東をどうするのか。

代表離脱表明からの「チームメイトは一緒に闘いたいと言っている」から帯同することになった、から~のやっぱりダメ! いやいやなにいってるの代表離脱だもんね、そんなやつ置いておけないもんね、なんせうちには大切なスポンサー様がおいでだかんな、そういう選手はすぐに外して頂戴、きいいーーっ!

という、JFAの嶋田のことなかれというか弱腰というかそういう決定でじゃな、伊東はチームから外されて、先発予定だったイラン戦はまさかの敗北。

なんてことしてくれたんだ!がっでむ!

新潮社にはサッカーファンからの非難が降り注ぎ、Xはよく燃えているのでありましたな。まだ燃えてるようじゃな廃刊祭り。 

 

しかも敗戦後フランスにもどった伊東はというとじゃな。

「我々は女性に対するいかなる暴力も認めない。しかし当選手の言葉と普段の振る舞いや態度からして、結果が出るまでは推定無罪として扱う」(略したので詳しくはスタッドランス伊東で検索)

ということで、試合にスタメン出場してる。

なかなか男前じゃな。 粋っていうのかしらね。

この扱いの違いはどうなんじゃろうね。

JFAの腰抜けぶりはどうなんじゃ? そりゃスポンサー大事っていうのはあろうけど、本人も否定してて逆告訴する流れなのに、この時点で腰引いてしまうとは、なんともかんともじゃ。梯子外し速すぎるう。

 

まあ、この件は本当のことが知れることも少ないし、想像で書けるものでもない、なので静観したいんだけど、すぐワールドカップ予選が始まるわけでじゃな、JFAにはしっかりと態度を決めて欲しい。

そんで、強制性が無いとなったなら、あとは伊東君の家庭の問題なのでほっといて欲しいざんす。いいな新潮よ。(というか、この問題を他の週刊誌が全然報じないのは、スジが悪いとみんな思っているからなんじゃないのかなあ、しらんけどね)

 

 

そういえば、LGBTの議論がかしましくなるとやね、美人局という言葉も危うくなるかもしれぬな。

美男局とか美女男局とかに替えねばなるまい。

読み方はどうするかな。

「づづもたせ」くらいで曖昧に濁しておいていいのかもじゃな。

 

とにかく男の人よ、あんたたちは弱い立場だし頭の方も弱いので、悪所に行くことなく健全に暮らすが良かろう。

わかったな。