以前ここに書いたのだけど、ちくわの住む市では市内全路線バス電車無料の日というのがあって、１１月の5日は三回あるうちの最後の日でありましたよ。
11月なのに夏日で、天気はピーカン、風は爽やか、ううむ、こりゃあれよね。家に居たのではもったいないではないか。
北九州市地域公共交通市内1日無料デー - 北九州市 (kitakyushu.lg.jp)
午前中の仕事を片付けたちくわは、そんじゃあ近所でやってるお祭りに行こうかねと決めて、近くのバス停まで歩くことにしました。そこには一組の家族連れがすでにバスを待ってましたが、やってきたバスに乗ることはありませんでした。（信号待ちでちくわはそのバスには間に合わなかった）
あれっ？ 行き先が違ってたんかな？
いいえ、なんということでしょう。
バスが満員でこれ以上乗れなかったのでした。積み残しじゃ。
無料ってコワイ！ (@_@)
そんなこと今まであった？
ここの路線本数も結構あるんじゃよ、小倉までのメインだし、お祭り会場まではほぼ全てのバスが通るというのに。
それからちくわも一緒に待ってましたけどもちろん次のバスも満員！ もうね、みっちみち。
退屈した女の子が「外に出るなり終わったわ～♪」って強風オールバック歌いはじめました。かわいそう。
「お父さん、車出して」って焦れたお母さんが言い始めてじゃな、家族連れはバス停を後にしました。
車で行って停められるかなあ？ ちょっと疑問にも思いましたけど、次のバスも乗れるかどうかわかんないもんね。
そんじゃあ、どうしようか、行くの止めようかなあ。気分が落ち込み始めたす。
いつも、普通に行けたのになあ。
このお祭りは元々が日本一の製鉄所がここに出来たことを祝い、そこで亡くなった人たちの慰霊も兼ねる、そんなお祭りでじゃな、ちくわの小学校時代は学校までがお休みになるというかなり力の入った地域のお祭りなんじゃな。（製鉄所の見学とかもできてたよ、真っ赤に燃えた銑鉄が出てくるとことか、一度観たら忘れられないすよ）
まつり起業祭八幡2023 – 「まつり起業祭八幡2023」11/4(土)、5(日)に開催決定！ (kigyosai.jp)
なんだかんだでこの何年間か割と通ってるざんす。ええ、このお祭り。
楽しみにしてると言って良いと思う。
ただテキヤを見ながらぶらぶら歩いてじゃね、おつまみと生ビール買って、そこで飲んで帰って来る、そんな感じなんじゃけどさ。気候のいい時期なので、それだけで楽しいのでありましたよ。
けれど今年は断念かあ、妻と二人途方に暮れかけてたのじゃけど、まあ、駅まで歩いてみて様子を見てみることにしたよ。
駅からは始発もあるしな。（じゃあ、最初からそうしろよって話なんだけど、ちくわんちはバス停近いんだもん）
そしたら乗れました。凄く並んでたけど(笑)
最初待っていたバス停にはもうだれも居なくて、それでもやっぱり先々では積み残しもあってじゃな。
市がお金出すわけなので、「こういうこともあろうかと」気を廻してバスを増便する気は会社側には無かったみたい。
普段この路線を使ってる人こそいい迷惑だよなー。
着いたら凄い人出。
けれどお祭りのレギュレーションが変わったのか、ちょいとコンパクトになっていたよ。
焼き小倉牛の切り落とし500円、銀杏串150円、鉄火巻き1000円（これはちょっと高いな）、それと餃子500円、生ビール600円、テーブル借りてンギュンギュ飲みました。青空の下で昼間っから飲むビールは良く回りますな。
去年よりビールが高くなってたけど、おかわりは500円なのだそうな。
飲むね、おかわり、ええ、意地でも(笑)
いい気分になっちゃいました。
島根県の出張ブースが出てて、炙りワカメとしじみの味噌汁をお土産にしました。観光パンフ山の様にもらったけど、島根にはなかなか行く用事がないなあ。（出雲大社には行ったことあるけど）
ここのTシャツで「いいえ、砂漠はありません」ってやつがあってじゃな、この自虐ともなんともしれん感じがツボだったのを思い出したす。（鳥取と島根はちょっと影が薄いよね）
ここはランダムでいろんな県がひとつだけブースをだすのだけど、もう少し増やしても良いんじゃないかなあ。
長野県のときの野沢菜は絶品だったし、鹿児島の知覧茶は今でも思い出すくらい美味しかった。
ここに来るのもこのお祭りの楽しみなんじゃよね。
さてさてと、帰りももちろん無料のバスに乗んなきゃなんだけどさ、帰りはみんな一緒になるでもないし、フィナーレには花火も上がるそうだし、ちゃんと乗れましたよ。まあやっぱりぎゅう詰めだったけどね。
でもね、聞いて聞いて♪ 大型連結バスが来たんだよー。もうテンション上がりっぱなし。
乗りたかったんだーぁ♪😃
ああ、なんか揺れ方もエンジン音も違うねえ、いいねいいね😄
帰りついて競馬中継見たら、アルゼンチン共和国杯当たった。
なんだかしあわせな一日でした。
しかし、タダって怖いなあ、ええ、自分たちもそのうちの一人だということは重々承知してるのだけどさ。
バスがタダじゃなくても行ったと思うし、ちょっと迷惑した気はしますね。
いいけどさ。