鮫は泳いでないと死んでしまうらしいのじゃ。

いやそれはマグロだったかもしんない。あるいはどっちもそうなのかもしれない。

とにかくじゃね、そうしてないと死んじゃう生き物は居て、それはそれで生きるのに難儀だろうなと思う。

ただ、ちくわは泳がなくても死なないのじゃな。(というか、あんまり泳げないのじゃよね、まじめなはなしすると)

 

そうなのじゃ、無為に日暮れまでなにもしなくても生きてるし、ごはん食べたりお酒を飲んだりしてる。

全然平気。

しかし、これは困った事なのじゃった。

 

それというのも、こないだ小説書きあげてからこっち、なーーーーーーーんにも思いつかないのであった。

むかし掲示板時代に、やはり書けないというKさんって人が居てじゃね、ただボーっとYouTubeだけ見てるうちに寝ちゃう、みたいなボヤキを書いてたんじゃな。努力するのも才能なんだなみたいに言ってたのね。

ちくわはなんとなくそれにカチンときてじゃね。

甘えてるんじゃねえ!

それはただの怠け癖なんじゃないかって、それを言い訳のように言うのはなにごとだって、一日に一行でも書けばいいじゃんみたいなこと言っちゃったりなんかしてじゃね、ずいぶん酷いこと言っちゃったよなあって、今や我が身を見ながら反省してるのじゃった。

だって、いま自分がそんなかんじなのだもの。

 

明日がんばればいいんじゃね?

 

ついついアクマちくわが言います。

 

いやいや、一日一行でも書かなくてどうするよ、もう今月も半分終わるんだぞ。

 

善い方のちくわが言います。

 

けど、アイデアが下りて来ないんだよ。

 

現実のちくわは無力です。

 

これを書きたい! これを書くんだ! これ面白そう! そう思えるものが無いと、書けないわね。

そんで今のとこそれが見つからない。

それで困っているというわけです。

まあ、なんだ、こういうのは焦っても仕方がないしな、今は年末で忙しいからなと余裕ぶっかましていた12月ー。

一緒に行った遠足ー。

楽しかった学芸会ー。

みんなでがんばった体育祭ー。

 

いやあ、卒業式じゃねーよ。Σ(゚Д゚)

まあ、そんなわけでじゃ(どんなわけだ)、去年の終わりらへんからそんなでやね、理由をつけては書けない言い訳を考えてたわけじゃ。

しかしさすがにヤバイ、なんか思いつけよこの悪い頭めーーーー! なんか出てこいや! ってポンポン叩いてみるのだけど、からっぽの音がするばかり( ノД`)

こんなときこそ急がば回れじゃ、って読み始めてるのがカズオイシグロ。

 

あかん。orz

ノーベル文学賞とか今読んでイイわけないじゃんね(´;ω;`)

一番アカンやつやないかあー!

 

でもね、不思議なのだけど少しなんか出てきそう。

カズオさんの文章って(馴れ馴れし過ぎですか?)、構成とかもそうだけどもさ、やっぱり日本のものとは全然ちがってて、こんなゆっくりまったり書いても良いの? って疑っちゃうくらいに展開が遅い。遅いったら遅い。描写や主人公の考え方、その時感じた意味の無さそうな風景なんか、けっこうじっくりと書く。

考えたら外国文学ってこっちに比べて濃度や凝縮感高めなんじゃよね。

行間も詰まっててじゃね、膨大なページ数誇ってたりするじゃん。

ちくわは怠けてる間アニメなんかも相当観ててやね、追い立てられるような急き立てられてるような、キリキリ舞するほどのスピーディさに目が行って、こういったゆっくりじっくりした味を忘れてたかもしれない。

目からうどん粉じゃ。 ぴゅっ。

おかげでちょっと落ち着いたのかもしれない。

 

そうか、こんなでいいんじゃね?

 

そう、無理して「おもしろいでしょ? おもしろいですよね?」ってこねくり回さなくたってよくね?

こっちのコンテストには不向きには違いないけどさ、書きたいのってこんな感じじゃないの?

ちくわはちくわとして描けばいいし、それが理解されずにコンテスト落ちたって、それはそれでいいじゃんね。

求められてないってだけじゃん。

ならば仕方がないでしょ。

なんかそう思えたら、楽になってやね、したら途端になんか降りてきた。現金なものね。

チャリンチャリーン♪ (こ、小銭なのか?)

 

これなら書けるかもじゃ。

 

もしも採用されたら「カズオイシグロに捧ぐ」って巻頭に書いてしまおう。(やめなさいよ)

とにかくね、書けそうじゃ。

そうね、どれを狙うとか悠長なこと言ってられんので、とにかく5月くらいをめざしますか。

 

みんな! 待たせたな! ちくわが面白いの書いてやんぜ!

(誰も待ってないし、面白いかどうかも微妙な件)

 

 

けど、ともかくうれしいよ~~ん。(´;ω;`) まじで。

 

 

チビタの短信。

一昨日病院に連れて行った。籠の中で暴れてるし興奮してる。(これに入れるのもひと騒動だった)唸るしさ、さすがは野生のにゃんこだねえ。

先生もびびってて(笑)普通は取り出して触診とかすんだけど、そんな気はさらさらないみたいでじゃな、籠越しに眺めてから「疥癬ですね」ってだけ言って薬を出してくれた。

ほんとはこいつくしゃみとかするんで風邪かもって言おうとしてたのだけど、言いだせなかった。診断が短すぎて。(笑)

けど、うちも外に居るよりはずっと暖かいから、それはじきに治るじゃろう。

二回分の塗り薬を頂く。

締めて6000余円。

た、高い。( ノД`)

まあ、いい。

 

帰ってからは再び潜伏してしまったので、塗布したのは明けてからだったのだけど、これで良くなってくれたらいいね。

チビタは食欲がものすごくあって、しかも呑み込むように食べる。

食べ終わると、もたもた食べてるみやこの餌皿に顔を突っ込んで、それも食べちゃう。

あとからみやこにだけ別にやろうとするとじゃね、どうしてわかるのか再び現れる(笑)仕方ないのでついでやる。

また食べる。

なので、こいつ毎日4人前くらい食べてるわ。(4猫前?)

もっとゆっくり食べろと、早食いの妻が言っているのがおかしい。(妻は黙ってもくもく食べるのす)

 

クスリがうまいこといけばいいな。

あ、そうそう、みやこはチビタが来てからというもの、なんか人にべったりになっちゃって、すごく可愛い。

猫が変わったみたいにじゃ。可笑しすぎる。