えっとね、こんななんやらわからんもんをタイトルにしてしまうとじゃな、グググイッと訪問者が減っちゃうのじゃった(笑)

 

 

まあ、しょうがない!

思いついたもの書くことにしてるのでじゃな。(それに、減るって言ったって、いつもふたクラスくらいの人しか来ないので、それがひとクラスになったって、先生授業続けますからね)

 

梁塵秘抄は後白河法皇が編纂した今様(歌謡曲やわらべうたみたいなもん)の歌集かのう。

法皇はもう歌が好きで好きで好きでたまらんかったみたいでやね、ちょっとヲタク臭する気配さえただようのでありました。

そんで、これらが時代と共に消えちゃうのが分かってたんじゃろうよ、そうならないように書いておけばいいじゃんって本にしたのでした。えらいなあ。

ただし、どんなメロディで歌われてたのかまではあれだけどね。

 

とはいうものの、後白河法皇の生臭さは時代背景を考えたにせよ、かなり凄まじいものでやね、崇徳天皇を讃岐に流したり、平氏追討の首魁だったり、その後の源氏との調整謀ったり、なかなか現実的な側面持ってて、どんな人だったんだろうと興味湧きます。

(実際に配流された崇徳天皇は日本三大怨霊に数えられちゃうくらいに煩悶し、怨み、死んでいくのでしたよ。小倉百人一首にある「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ」などという、センスのいい歌を詠んでる人がやね、「うらみはらさずにおくべきかあ~」ってなもんで、菅原道真や平将門と並んで恐ろしい怨霊化しちゃうのは、なかなかなことなんじゃとおもう)

舌を噛み切って血書書いたとかね、伝えられてるのす。痛そう。

 

この梁塵秘抄のなかに、一個だけ好きなものがあります。(こう書くとじゃ、ちくわすごい詳しいみたいに見えるけど、そんなことはなくて、たまたま知って、好きになっただけなんだからね、勘違いしないでよね。プンプン)

 

遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。

 

わし、生まれてきたのは楽しいことするためだからね。そうなのよ、思い出したけど、そうだったんじゃ。だから(よろこんでる)子供の声聞いてたら、うずうずしてしまうでかんわ。(意訳 ちくわ)

 

なんか可愛らしい(笑)

800年も前に「遊ぶために生まれてきた!」って言い切れるほどの遊び人が居たなんて、なんて凄いことなんだろうって思ってしまうす。

 

そういえば怨霊化しそうでしてない人に、安徳天皇が居ますね。後白河法皇の孫にあたるのかしら。壇ノ浦で沈んじゃった天皇で、この際に本物の三種の神器も沈んじゃったんじゃないかって言われてます。草薙剣以外は回収したって話もある。(しやけど、あの速い流れで回収できたとは思えんけどね)

下関でやってる先帝祭、あれは、安徳帝への鎮魂祭なのじゃろうな。(花魁道中あるけど)

なんにしても後白河法皇は難しい局面を良くも生き残ったものじゃ。

 

ここでせっかくなので「群書類従」(ぐんしょるいじゅう)についても書いとくわ。(やけくそか?)

群書類従は塙保己一(はなわ ほきいち)さんが18世紀おしまいくらいに編集しました。ちくわは「ほきいち」などという名前はありえんだろうから、「はなわほ」という姓なのだとばかりずっと思ってたす。ええ、ついこないだまで。

完全に間違ってた。全国の保己一さんに謝りたいですじゃ。すまん。

 

塙さんは7歳で失明してしまい、目が見えなかったんじゃけど、上質のハードディスクみたいにじゃな、本を読んでくれて聴いて入力したら忘れないぞ、という驚くべき才能の持ち主でじゃね、全盲でありながら全666冊という大叢書を作り上げるのであたたたたた。

それにしてもなんという才能なのじゃろうね、びっくらいたします。超人じゃ。

この群書類従があるおかげで、現代における古典の研究にも計り知れないほどの貢献をしてるというわけで、ほきいち君はもっとこう褒められてもいいんじゃないかと、ちくわなんかは思っています。

しかもやね、この群書類従の版木が20×20だったために、現在使われてる原稿用紙も400字詰めになったらしいのでやね、我々の生活にも影響与えてると言えなくもないす。

しかし、なんでこの人を取り上げるかというと、そもそも「梁塵秘抄」はこの「群書類従」に載っていたからなの。

20巻あるうちの10巻がこの本にあったので、世に知られるようになったといって過言ではない。(と、言い切るのはちょっと怖いな (笑))

たぶん失われたのだろうと考えられてた残りが近年少しずつ発見されて、梁塵秘抄は不完全ながら通読できるようになったというわけじゃ。

なので、ちくわの好きな歌も昔から知られてたのかどうか、判断はつかないんだけど、とにかくよかったようって話。

 

 

えらく格調高い記事になってしもうたものじゃが、実を言うとやね・・・・・・・・。

 

どこかの自治体のマンホールの蓋に、漫画の「宇崎ちゃんは遊びたい」の宇崎ちゃんが描かれた、という海外からの情報があってじゃね。

(宇崎ちゃんは背の低い大学生なんだけど巨乳という設定で、献血のポスターに採用されるも、女性を性的になんたらというクレームが入って、使えなかったのかな。 ともかくそういう系の人からは蛇蝎のように嫌われててじゃね、海外でもそういう話になんかしら巻き込まれるという不運なキャラです)https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqG1CROubRnqp0a8lc9vDDS-lAY7AB0-ZjPxi7Xye_xu0wm9U4TgWke3wHS2oRWPNFsgp455Ir-dbBEDkcIh2Ssh2g_5ZBYRby-8ekCrgaEB2A0ooxq8adxHIRho3kOZeZEyCB-F5PdVm9BBdSVKnteidnaXNO0s54jOxek_PqQpFZZ86JBclQnZGNGNiHFV-sRm2Xw_0PQSkfzIuIKFTsAuPQZbGWkfkybjwMT5rC3i-J9rfvXN30xo5F520kbxjRqnmTQ5_OIAEjtltMFAwiLDw=/51utEYRuK7L._SX350_BO1204203200_.jpg?errorImage=false

 

そんでこの「~~遊びたい」からの連想で、この歌を思い出した。

という、なんかしょうもない理由があるのでした。(ま、まじか!)

 

ただね、たまーにこうやって書いておかないと、いろいろ忘れちゃうし、また間違って憶えてたりするからなあ。(サイの角参照)

これからはもっとくららないお話したいと思います。

 

くららないのは得意じゃからな。