このいいかげんなタイトルでピンと来た人は、もしかすると直観力に優れてる人なのかもしんない。

もしくは推理力、ふたつのものに共通するなにかを掬い上げる能力に長けてるかもじゃ。

 

まあ、ぶっちゃけ商品名じゃよ。

ええ。

ブレンディといえばインスタントコーヒーじゃし、モンダミン言えば口内洗浄剤(でいいの)かな。

なんならCMの歌が歌える、あるいは印象的なフレーズが頭に浮かんだ人いるかもしんない。

ちなみにちくわは「カフェオレ飲みた~い」ってセリフと、「お口くちゅくちゅモンダミン♪」という部分をどうしたって思い出すす。

 

えっとね。

それでやね、なにが言いたいかというとじゃ。

 

このふたつって、ものすごく長いこと、それはそれは驚くべく長いこと、それこそ悠久の時を経てまで(そこまでいう?)、CMのキャラが代わっていないないんじゃよ。

ブレンディと言えば原田知世さんで間違いないし、モンダミンと言えば井森美幸さんじゃ。

すごくないですか!? (あ、いま、そうかあ! そんな下らない共通点だったかって思ったでしょ)

 

※今調べてみたら、モンダミンレギュラーから井森美幸は降板したそうで、驚いたす。けどプレミアムには出演するそうなので、このまま記事を続けますじゃ。

 

モンダミン1992年から井森さん使ってるらしいぞ。 28年! ってことになるね。 財津一郎さんのタケモトピアノが1997年からってことなので、それより長いのね。

ちなみにだけど、原田さんは1995年かららしい。

すごいな、えらいこっちゃですばい。

幾つから始めたのかは調べないけど、お二方ともけっこうなお歳になるよね。

 

商品って、絶えず新しいフレッシュな顔を採用しがちじゃろ? 

なので看板になる人はしょっちゅう入れ替わっていて、覚えられないくらいに新陳代謝が盛んなのに、これはどうしたことなのじゃろう。

そういう風潮の中だからこそ「敢えて」こうしてんのかな?

どうなんじゃろね。

 

ところでじゃ、いまちくわが一番気になってるのがじゃね。

「はあ~い、ゼーゼマンです!」でお馴染みのトライさんのCMなの。

ここ、ハイジ使こてる。

いいのか!? それっていいの? 思てる間に、ずんずんシリーズは進んで行ってじゃな。

もはや若い世代はおんじは年取ったDJくらいにしか思ってないんじゃないかしらと、危惧してたりすんじゃよ。

いや、ハイジ自体もう知らなくてやね、ハイジ=トライ みたいになっちゃってんじゃないかしらね。

いや、なっちゃってるよ、きっと。

 

すげえな。

 

こういうのを換骨奪胎っていうのじゃろうか。

キャラの二次利用じゃな。

 

よそもしてみたらいいのに(笑) ねえ?

版権とか難しいものがあるのかもだけど。

 

さてさて、長々と書いてきたけどね。

この人は→これ! ってカタチができたらまじ食いっぱぐれないのかもって思った。

これ=これ。

そういうの確立できたら、かなりいいよね。

 

佐藤亜紀さんが、色の付いた文学賞で受賞しちゃうとずっと「そういう作家」として言われ続けるのが嫌。って発言してましたな。

同じようにディカプリオが「わしはタイタニックで色ついたからオスカーもらえへん」言うてました。

贅沢過ぎる気がする。

けど、確かに、なにがしかの「色」が付くのは、もしかしたらマイナスなのかもしれない。

ただね、「色」すらもつかん立場からしたら贅沢でしかないぞ、とも思う。

なんでもいいから「色」付けたいな。

 

ねえ、ハイジ?

そうねペーター。