考えてみたら面白いものでじゃね。
体内に入ったが最後、体細胞を自由自在に操り、自分の複製をプリントし、それがまた次の細胞に入り込み、不埒な悪行三昧を繰り返す性の悪いウィルスがじゃな、なんのことはないアルコールで死んじゃうなんて、ちょっと不思議じゃな。
なんでも身体を覆う膜(エンプロープ言うてた気がする。気になる人は自分で調べてね。←調べてから書けよ)を、アルコールが破壊しちゃうんじゃよね、中身出てしまって死んじゃうのす。
(というか、だいたい生きてるのかどうかも曖昧なものらしいんだけどね、ウィルス)
酒税法の緩和措置で、今や造り酒屋も高純度アルコール作ってます。
もともと糖分さえあれば簡単にアルコールを造る技術は持っててじゃな、ただし出来たアルコールには高い酒税がかかっちゃうので、価格が折り合わない面があったんだけどさ。
それを「今回特別なんだからね」ってことで緩和したってお話じゃ。
したらじゃよ、どんどん出来てる。
飲んじゃだめだよ、たぶん飲めるんだけど。
いわゆる焼酎やウイスキーは単式の蒸留装置使うんだけど、一度だけの蒸留だと原料の風味が残ってやね、そこが味わいになんのよ。
それらはそれが身上というか、売りなのでじゃな、そこで留めるわけなんだけどね。
構わずそれを繰り返すと、原料はなんだったか分かんないくらい薄まって、代わりにアルコール度数はばんばん上がるんじゃな。
わしらがお注射するときに、ぬりぬりするアレはそうやって作られたエチルアルコールなわけじゃ。
スーッとするのは蒸発するからじゃな。
(ちなみに石油類から作るメチルアルコールは、化学式も違うし飲むと失明したり死んだりするので、飲んじゃダメだお)
それをこんなときだから作ってもいいぞ! とお墨付きが出たというわけじゃ。酒税の免除じゃ。
しかし、もっと早くそうしてたら、薬局の棚ががらがらになったりしなかったのにね。だって作れるとこいっぱいあるしな。
ちなみにだけどウィルスに一番効果があるのはアルコール度が70から80度らしいのね。
100度の方が効きそうなのにねえ、不思議じゃ。(或いはもしかしたら100度だと、消防法とか他の法律に引っかかるのかも)
しかし実際、郵便でこれらを送ってあげることは出来ないそうなんじゃな。
うろ覚えで悪いんだけど、60度以上のものは危険物になるみたいなの。断られるぞ。
なので通販では買えない。
そんなら猶更、通常の販路に乗せなきゃじゃな。
というわけで、マスクもそうだけど消毒液もだいぶ買えるようになったよね。
それにしてもスーパーの棚が空いてるのって普通の風景になりましたな。
今はやっぱりホットケーキ粉が一番ホットじゃな。全然見かけなくなったもの。
小麦粉やお好み焼き粉とかも少なくなってるみたいでじゃな、みんなおうちでさぞかしなんか焼いてるに違いないよ。
まあ、トイレットペーパーやらオムツとかに比べたらじゃね、ホットケーキ粉が無くなってもあんまり困らないけどね。
とはいえ、面白いもんで無いとなると食べたくなっちゃったりしませんか?
角バター乗っけて、少し溶けたあたりでメープルシロップ掛け回し~~、みたいな(´∀`*)
熱っつ熱で、美味しー!
ごくん!
おいっ! なんで無くなってんだよう。ホットケーキ焼けねえだろ。
ホットケーキ食べたいよおぉぉぉぉ。(笑)
(最近はなんでこれをパンケーキって言うのかなあ)
商品の棚が空くこと。
それをたくさんの人が求めていて供給が追い付かないこと。
普通に暮らしてたらあんまり起こらないことなのに、今シーズンは度々目にしたな。
あんまり度々だったから、空いてても不思議じゃなくなってしまって、その感覚こそが怖いんじゃないかしらって思ったね。
考えてみたら、空いてない棚をいつも見る暮らしの方が不思議というか、普通に贅沢なのかもだけどね。
関東と北海道を除く各県に緊急事態宣言解除出ましたね。
しばらくしかしコロナ君は付いてまわるらしいので、油断せず、よく考えて、恐る恐る元に戻していきましょ。
あ、なんか今回ギャグ少な目じゃのう。
すまぬ。