いっぱいあるよね、きっと。みんなも。我慢してるコト。
暇で暇で仕方なくて、そうだ旅行に行こう! などと思ったって行けないし。
こんな時は映画よね!→開いてない。
お買い物じゃあ!→開いてない。
飲みに行くんじゃあい!→開いてない。
カラオケしたあい!→うん、開いてない。
なので、お買い物が唯一の息抜きかな(笑)
おかげでホームセンターが満車。
スーパーが壇蜜。(違うだろ)
なんだか走ってる人多くないですか? ランナー。
そう、おうちに居たら太っちゃうからなあ。
みんなそれなりに気にしてるじゃろうな。
公園に遊びに行ったらじゃな、遠投キャッチボールしてる若い人とか居たなあ。すごく上手いし球も速いので、きっと名のある高校の野球部の人に違いないよ。
思えば、このコロナのおかげでじゃな、人生まで狂っちゃった人も多いんじゃないかしらね。
春の選抜に出るはずだった有望な高校生とか、オリンピックで金メダル穫れたかもしんない人から、来年受験だって子から、普通に上手く行ってた居酒屋のおやじとか、そこに納入してた業者の人とか、そこの客をあてにしてたタクシーの人とか、中年のおっさんの相手してたら良い給料もらえてたおねーちゃんとか、そのヒモとか(笑)しかし、まじ、 ヒモって困ってるだろうなあって思うよ、ほんと。
同情はしないけどな。
とにかくいろんな人が苦しんだり、困ったりしてるよね。
いやいいやいや、ちくわも滅茶苦茶困ったんだよおー。
売上前年対比56パーセント!
ふう。
気が遠くなりそう。
けどじゃな、ここで愕然とした。
政府の持続給付金って前年度対比50パーセント以下じゃないと貰えないんだってばあ。
微妙過ぎんだろう、56パーセントって!
ああ、先月もう少しサボればよかったよう、なんとかなりませんかあ。がんがんがん。(壁に頭を打ち付けてる)
なんだよう、この足切り数字。
なので、今月はもっとサボってしまわないとな! って力強く思ったりするのでした。(いやだってさあ、全然違うんだもの、もらえるのかもらえないのか)
さてさて、天気の良い一年で一番いい季節にじゃな、ずっと家でゴロゴロしてじゃね、仕事無いし、こうしてるのも一番の貢献なんじゃからねって、サボるのにも大義名分貰ったわけだけどさあ、これってキツイ。キツイわ。
福岡は緊急事態宣言から外れることできました。これで美術館やら図書館やら開くす。
よかったよう。
ただ、これでタガが外れたりすると、またぶり返すやもしれんのでじゃな、どうなんのかなって思ってたす。
「ああ、ちくしょう、デパートに行きてえ!」とうちの妻が言っていましてじゃな、それこそもうずっと言ってるんじゃな。何日も前からね。
なんも買わなくていいからデパートに行きたいらしいのじゃ。
すまんけど、気持ちがよくわかんない。(あら? 買わないのならば行く必要ないのではありませんか? って思うじゃんね)
けど、まあ、そんななんだろよ、友達の奥さんもそう言ってるらしいしな。
とにかく、ここで正論言っても炎上するのは目に見えてるわけじゃし、ちくわもそんなにバカじゃないのでやね。
「そうだね、はやく開くといいねえ」
キリッとした目を向けて、いかにも賛同しているように振舞ってるのでした。
したらじゃよ、16日土曜日にいよいよデパートが開店する。
緊急事態宣言解除のたまものじゃな。
母の日に日傘を所望されていた妻は、それならば行かずばなるまいと、武者震いしててじゃな。ふるふるふるふる、とじゃ。
「ならば是非も無し」
と、ちくわも桜井の別れみたいな悲愴な風を装って、妻を送り出しました。
「いいね、買い物が済んだらすぐに帰ってくること。あんまり人混みがひどいようなら、まだ、他の日もあるんだし無理はしないように」
などと真面目な顔で送って行きましたとさ。
したらやはりあにはからんや。妻は一向に帰っては来ません。
帰ってこないったら帰ってこないのであった。
鉄砲玉じゃな、あるいは木乃伊取りが木乃伊ってやつ?
夕方遅く買い物袋下げて帰ってきました。(包帯姿ではなかったよ)
「あんがい空いてたよ、想像してたよりもずっと少なかった」
そうじゃ。
みんなえらいなあ。
ちくわはもっとこう、どっと人が押し寄せるのかと思いました。
すばらしいな日本人!
カスなうちの妻を許しておくれ。
(あ、でも、母の日ギフト買うって大義名分はあったんだからね)
まだまだ油断はできんけど、感染拡大が抑えられたら、少しずつ日常も取り返せるじゃろう。
この国民の民度ならやれるに違いない。
今日近くの公園に行ったよ、歩きにね。
そこは森の中に音楽堂があってじゃな、シーナ&ロケッツ主催のフェスが開かれてたとこで、だれかがひとりで歌ってたよ。
Xジャパンの「紅」とか、中島みゆきの「糸」とかね。
ええ、無観客及び使用許可とかも無しじゃろうけど。
すり鉢の底みたいなとこで、大声出して歌ってましたな。
うむうむ、歌いたいって人も居るんだろうな。
シロツメクサ満開の広場で、タコヤキ食べながら、すまんけれど上手くも無い歌を聴きながら、けど、なんだか希望でてきた気がするなって、ちくわは思ったのでした。