私が小さいながらも
経営者の端くれになって以来
畏敬の念を抱き続けている
京セラの創業者
稲盛和夫先生がご逝去されました。
経営者としてだけではなく
人間性をも敬う偉大な存在です。
稲盛先生の書籍を全部買い揃え
幾度となく読み返し
付箋やマーカーで本が傷む程
何度何度も拝読しました。
人としても経営者としても
雲の上の存在ですから
到底なれるわけはありませんが
それでも
1センチ…いえ、1ミリでも近づきたい!
と憧れを抱いたものです。
数々の教えがありますが
私の魂の中に刻まれた言葉は
『利他の心』です。
何かを始める時、
それは利己の心ではなく
利他の心の上に
成り立っているかを常に考えてから
事を進めるということ。
ビジネスを考えた時に
人が喜ぶ事が
基本にあるか否かということ。
それは
経営者としてだけではなく
人としても
持ち続けなければいけない心です。
迷った時、困難にぶつかった時
先生の本にどれだけ
支えられてきたことでしょう。
経営者として成長することは
人として成長することだと
気づかせていただきました。
ありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。