３年の修行と準備期間を経て
『発酵料理専門店 糀豆のおもひ』をオープンさせて１年以上経ちました。
今では
口コミを主に
連日たくさんのみなさまにご利用いただき
心から感謝を申し上げます。
本当にありがとうございます。
特に
ご新規さまのご注文、お問い合わせが
コロナ禍において
増えてまいりました。
私たち『糀豆のおもひ』は
ただ飲食店にあらず…
からだにいいものを
美味しく食べて
健康でいていただくのはもちろん、
一番の私たちの役割と使命は
カウンセリングと
体質や疾患の改善
手の届くほどの
すぐ近い未来のからだづくりから
何十年後かの遠い未来のからだづくりまで
人生100年時代を
いかに健康で生きていくかの
サポートをしていくことができるということ。
ひとりでも多くの方のお役に立てたら
それが一番の喜びです。
からだは食事でできています。
病気も食事でできています。
いわゆる
病気や疾患に対して
『遺伝』というのは
遺伝子の遺伝というより
食生活環境の遺伝ということです。
もっと前に
わたしにこの見識があったら…
不妊に肩身の狭い思いをすることなく
普通に自然妊娠をして
母子共に元気に
子育てをしていたことでしょう。
もっと前に
わたしにこの見識があったら…
癌や病気で亡くなった
大切な仲間や身内を
もっと楽にしてあげたかった。
少しでも回復させてあげたかった。
伝えてあげたかった。
そんな思いを
最近、特に強く持ちます。
ここ数ヶ月、
とあるホスピスに発酵料理を
お届けさせていただいております。
そこにみえる患者さん達は
毎日、
発酵料理を食べてみえます。
癌や糖尿病を患い
わずかの余命宣告もされて
あとはその時を待つ…
という状態の患者さま達です。
寝たきりで、
胃瘻の方もみえます。
口から食事が摂れる患者さんも
固形物を摂れないため
発酵料理をやわらかく液状にして
摂取していただいたり、
当然、
排便も自分では出来なかったり
ほぼ水分であったり…
また
末期の痛みに苦しまれたり…
みなさん
不安な気持ちと痛みと向き合いながら
日々を送ってみえます。
でも、
最期の刻まで
少しでもおいしいと感じるものを
口から味わっていただけたら…
食事から幸せを感じていただけたら…
患者さんにも
当たり前のことを
当たり前にしていただくサポートができたら…
患者さんの尊厳を保つことで
心身のやすらぎを感じていただけたら…
そんな想いで
食事というほんの『一部』のお手伝いを
させていただいております。
日々、不思議なことが起こります。
ケアの方も
訪問でみえる主治医の先生も
驚くような
不思議なことが、日々、起こるのです。
たとえば、
長らく寝たきりだった方が
普通に歩いて外に出て行かれたり…
どう考えても下がるわけのない
糖尿病のある数値が下がったり…
モルヒネがいらなくなるくらい
痛みがなくなったり…
自分で食事を摂れるようになったり…
自分で排便ができるようになり
便が変わったり…
何よりみなさん、
とにかく元気になられるのです。
余命宣告された日をとっくに越えて
ホスピスに入られた時より
体力もついて元気なのです。
普通は出来る褥瘡もなく
治る、とは申しませんし
治る、わけではなかったとしても
余命をとうに超し
痛みもなく 体力もつき
元気になれる…
それって
当事者の方やご家族の方からすれば
本当に素晴らしい
夢のような現実です。
実際の数値としてのエビデンスも
もう少しで出てまいりますが、
これは決してキセキではなく
こうなることは理屈としてあります。
その上で
からだは食事でできている
病気も食事でできている
ということを
目の当たりにしている毎日です。
発酵料理や 酵素などは
決して、流行ではなく
身体の機能に必要なものとして
摂らなければいけないものです。
ですが
すべての料理に
発酵という調理法を用いること
完全に発酵させるということ
それは非常に手間のかかることで
夜中まで仕込み
夜中から作り始める…
それほど手のかかることです。
なかなか普通に
毎日の生活の中で
できることでありません。
だからこそ
私たちが少しでもお役に立てればと
テイクアウト、デリバリー、ランチ、ディナー
という形でご利用していただいており
喜んでいただけるお客さまと接する中で
私たちも喜びとやりがいを
持たせていただいております。
また、
お客様のご要望により
簡単にご家庭の料理が発酵料理になるように
発酵調味料もご提供させていただいております。
どんな形ででも
少しでもお力になれれば…
今の体や疾患が楽になれば、
未来の健康への不安が解消されれば、
本当に嬉しく思いますし
糀豆のおもひをオープンさせて
本当に良かったと心から思います。
なぜ、
発酵料理がこんなに体を変えるのか？
こちらについては
裏付けもきちんとありますが、
また追々
お伝えしていければと思います。