御祝いにと
「実のなる木」をいただきました😊
サロンの庭に
植え替えをしたのですが、
その前に
剪定しないといけないのもあり
その辺りの知識もないし
甘く考えてた私は
どうしたものかと手こずっていたら
それを知った父が
スコップと剪定鋏を持って
駆けつけてきてくれました😊
母も来てくれて
家族総出で植え替えをしました🌲
頭から汗が滴るくらい
暑い日でした。
父から
これはこうするんだ、
こういうものを揃えておくといい、
などアドバイスをもらって…
父には
甘えることができなかった私でしたが
なぜか、
素直に甘えることができた自分がいて
こんなことは初めてでした。
不思議でした。
区切りがついたところで
夜は
久々に両親と食事をしました。
これまでにも
度々ブログにも登場してきた
元公務員の頑固な父は
日本国憲法が我が家のルール的⁈な
関白宣言なんて
甘っちょろく感じるほどの超亭主関白で
俺の価値観が一番正しい！
全く融通の利かない
カッチカチに堅い人間なのです。
当然
「女は家庭に入って
子供を育てるのが一番の幸せ」
という揺るぎなき
絶対的な価値観をお持ちなので、
嫁に行ったかと思えば２回出戻り
子供を産んでもいない40過ぎの独身で
女だてらに自営をしてる…
「そんな娘」は
「人生賭けて父に反発している
なんともならない最悪な娘」
といったところです（笑）
私の仕事を認めてくれたこともないし
きっと興味もない。
「いったい何をやってんだ、あいつは」
私のやる事すべてが
おそらく気に入らない（笑）
父にしてみれば
私は、ちょっとした宇宙人…
違う生物です（笑）
これまでも
仕事の話すら
したことすらありませんでした。
実家に行っても
まともに顔を合わしたり
話をすることもありませんでした。
そう、父と私は…
まったく真逆の価値観で
まったく真逆の人生を送る
絶対に分かり合うことのない
種類の違う人間同志だと
ずっと思っていて
分かり合えることは
きっとないんだろうな、と思っていました。
長きに渡り
そんな父と私でしたが、
このたった１日、たった数時間で
大きな蟠りが私の中で消滅していき
すれ違いだった大きな幅が
埋まりました。
「お父さん、今日はありがとう。
助かったよ。またお願いね」
そんなメールを送りました。
そんなメールを、送れました。
仕事のことも話せました。
顔を合わせて笑って
冗談を言ってみたりもしました。
その後、
父は嬉しそうに
「今日、娘のところに手伝いに行ってきて…」
と、他の方に話していたそうです。
私には言いませんし
母から聞いたのですが、
仕事のことも 生き方も
ホントは少し、認めてくれてる様です（笑）
きっと、
まだほんの少しですけど…
でも、
それでも、とても嬉しかったです。
父に対してずっと…
頑なに閉ざしていた心や先入観が
やさしく解けていきました。
一緒に汗かいて作業して
そういう事ってなかなかなかったけど、
71歳の年老いて小さくなった背中を
一生懸命やってくれた父のその姿を
忘れることはありません。
「実のなる木」と共に
父との関係も実らせていこうと
思いました。