戦後70年が経ちました。
非戦者の方々は
70年経った今も
記憶から、
到底消えないと言われます。
時代は
平成に移り変わりましたが、
戦争の悲惨さを
継承し続けている日本。
毎年、
この時期は戦争を題材にした
映画や特番が組まれますが
今年、
特によく目にするのが
若い著名人の方達による
ドキュメンタリー番組。
そう、
私たちの世代でも
遠い世界のことのような感覚の戦争。
今の若い世代の方達にとっては
尚更、
遠い遠い歴史のひとつ、
という捉え方になっても
致し方ないのかも知れません。
時代は刻々と流れ
歴史というのは
世代の移ろいとともに
薄れていきがちですが、
やはり
これだけは忘れてはいけない
史実なのだと。
身近なものとして
捉えて考えていくことが
なによりも大切なのだと。
外交問題や自衛権問題など、
現代にも
様々な形で影響を及ぼしている。
歴史においての
それぞれの立場の
それぞれの複雑な思いが交錯し
現実、
本当に難しい問題なのだと思うのです。
国によって
教育方針の違いもあるのでしょうし
是非ではなく
若い世代の方達も
非戦者と同じ感情を
持っている国もあることでしょう。
継承というのは
人間がこの世に生まれ
歴史がある以上、
歴史を創建していく以上、
必要不可欠で
また、
事実を伝えていくのですが、
そこは
とてもデリケートで
伝える側、受け止める側の
国としての感情
そして、
もっと言えば
さらに個々の感情に至るまで
ニュアンスひとつでも
微妙に
変わってしまうこともあるでしょう。
平和になるための継承なのに、
継承によって
国と国の啀み合いの
一因になってしまうのも、また…
継承って
とても繊細で難しい。
歴史があるから、
現代がある。
戦後の高度経済成長によって
この恵まれた豊かな時代がある。
まるで当たり前になっている
豊かさに受け止めがちですが、
哀しみをバネに
愚直に 真摯に
戦後の日本を立ち直らせてくれた
支えてくれた昔の方々には
到底、頭が上がりません。
史実から
受け継がれてきたものに対して
私たちができること、
私たちに今できること、
それらを考えさせられる8月15日。
人間は愚かで弱い生き物。
自分に、
負けてしまうことがあります。
欲もあるし、失敗もします。
でも、
人間には心がある。
哀しい思いをしたくない、
哀しい思いをさせたくない、
やさしい心がある。
そして、
失敗によって
学び、成長していく智慧もある。
だから、
大丈夫なのです。
世界は平和になり
皆が穏やかに暮らせる時代が
やがて来ると…
二度と過ちは繰り返さないと。
戦後70年…
どれだけ話を聴いても
私たちの想像を
遥かに超越している現実が
そこにはあったのだと思います。
今、
私たちが与えられた
この恵まれた時代の中で
現代、何ができるか、
そして後世に何を伝えていけるか、
生かされていることが
当たり前ではないと
改めて、痛感します。
戦没者の方々、非戦者の方々に
心から御冥福を御祈り致します。