↓前回訪問してまでの定位置、MACHの横に一応自立はしておりますが、この半年以上この場所に鎮座してました。
そうじゃない。あ!
フロント周りが受付カウンターの横に投げ捨て?られております😅
と、いうことは…
別室のフレーム加工等を行う部屋にフレームが置かれておりました。いろいろ計測を行っているようです。
1号機のエンジンは、店のストックである写真の1KTエンジンが載るのですが、エンジンマウント位置を確定した上でそれに合わせてスイングアームピポットやその他マウントが製作されることになります。
1KTエンジンはRZ系のエンジンと比べて非常にコンパクトです。RZのフレーム内に収めるだけなら非常に余裕があることとなります。
しかし先ずエンジンの配置は、排気側、チャンバーを取り回すためにフレーム前部に合わせる必要があります。更には、なるべくエンジンをフレーム下部に合わせる必要があります。チャンバーのエンジン前部からぐるっと後方に曲がってからの膨張部が、フレームに干渉しないようにする必要があるからです。RZ250はダブルクレードルフレームでダウンチューブがありますが、1KTはアルミデルタBOXフレームでダウンチューブがありません。なのでなるべくエンジンはフレームのダウンチューブに近いところに置いて、チャンバーを取り回さないといけないことになるそうです。
↑ダウンチューブがないためチャンバーはエンジンにピッタリ沿うように折り曲げられていますね!
1KTエンジンを載せるのも熟考が必要で、なかなか簡単にはいかないようですね😅
エンジンマウントが決定すると、このフレームエンジンは一旦お店を離れチャンバー屋さんの元へ送られます。チャンバー屋さんの販売している既製品チャンバーを活用して微調整?、収束部をうまく曲げたり?いろいろ考えていただいてフィッティングを行なってもらうという手筈…だったかな😅
1KT用既製チャンバーそのままではRZのフレームでは簡単に付かないですから…