海のみえるホール
美しいホールでしょう?
一面のガラス張り
写真で 白く見えるところは 海です
波打ち際 白く打ち寄せる波が 見えます
江ノ島も 対面の葉山も
木々が 風に揺れ、ときおり 葉っぱがひらひら舞い落ちる
こんな 素敵なホールでのピアノリサイタルに行ってきました
神奈川県 大磯にある 聖ステパノ学園 海のみえるホール
この 木立の中を のぼっていきます
清塚 信也さんのリサイタルを知ったのは
ほんの偶然で
のだめカンタービレの千秋先輩のピアノ吹き替えと
ショパンコンクール1位の 言葉に惹かれただけという
無知識なわたし・・・
最初の
ベートーベンの悲愴からすっかり魅せられてしまいました
ショパンは ノクターンから 英雄ポロネーズまで
気持ちのいい流れで
印象深かったのは 練習曲第3番
別れの曲と名づけたのは 日本人だそうですね
タイトルからのイメージを嫌ったというショパンの想いのままに
ただただ 聴いた 練習曲第3番
ピアノって 美しいなぁと なんども ためいきがこぼれましたよ
わたしは 下手なピアノを弾く時間を 自分なりに楽しんでいましたが
一生 聴き手でいいなぁと こころから思いました
美しい音楽を奏でる人の 美しい演奏を聴く
それが1番贅沢だなぁと
演奏の合間の 清塚さんのおしゃべりも
小さなホールの 効果でしょうね
まるで 自分に話しかけてくれてるかのような近さで
ショパンのふるさと ポーランドのこと
幼いときから結核に苦しみ、
手が小さく、力のない ショパンのつくった曲をどう弾くか・・・
ショパンが弾いたであろう 弱さで弾くか
ショパンが想い描いた力強さで弾くか とか
のだめや 龍馬伝の撮影のお話
幼い頃からの コンクールのお話
とても とても いい時間でした
すがすがしくて ちょっと あまい そんな時間
エリザベスサンダースホームは
三菱財閥 創始者の孫娘 沢田 美喜さんが
第2次大戦後に開いた 混血孤児のホームだそうです
現在も 暮らしているこどもたちがいる
このトンネルの先
予約なしでは その建物さえ見ることができません
聖ステパノ学園は ホームの子どもたちと
一般希望者の 小学校 中学校だそうです





