妄信するべからず | カメロンのブログ

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梅雨だというのに、雨が少ない今日この頃、節水に気を配っております。

さて、昨晩は落語を聴きに行ってきました。
新作(創作)落語の会です。
トリの三遊亭円丈師匠の『インドの落日』という噺に、涙が止まりませんでした。
父一人、子三人の話です。
今までも、春風亭一之輔さんの古典落語『子別れ』に涙したことがあります。
親孝行する子供の話は、いつでも泣ける。
昨日のお話は、一から円丈師匠が作っていて、それが何重にも仕掛けがあって、
泣かせる話なのに、ちょこちょこっと笑える部分があって、深くて心が揺さぶられました。
落語は、はっつぁん、くまさんだけの世界ではない。
あらゆる可能性を持つ表現方法なんだなと改めて思いました。
あ~、感動した。

今日は今日とて、映画『FAKE』を観てきました。
佐村河内守氏のドキュメンタリー映画です。
一人で観に行ったのですが、映画館をあとにしたとき、
うずうずし出した。
誰かと映画の話をしたい!
いろんなことを考えさせられた映画です。
何が本当で何が嘘なのか。
分からなかったけれど、
「人は信じたいものを信じる」ということは分かった。
そして、印象というものほど嘘くさいものはないんだなとも思った。
佐村河内氏の告発記事を書いた人がある賞を取り、
そのプレゼンターがこの映画の監督だったシーンに心がささくれだった。
ご本人が不在で、編集者の人が代理で賞状を受け取る時に、監督が
「今、佐村河内さんのドキュメンタリーを撮ってます。
今度、(告発者)ご本人を撮らせてほしいと伝えて」というようなことを言うのですが、
その後ろで、その授賞式の出席者らしき、クスクス笑う声が聞こえた。
わたしはそれが何よりも浅はかで下品な人間の側面が見えたような気がした。
嫌悪感が走った。
でも、それはいつかの私だったのかもしれない。
どれが本当なのか分からないけれど、テレビや雑誌が伝える印象を
鵜呑みにしていたような気がする。
大人になって、自分の見たものしか信じないと決めていたのに、
いつの間にか、他人のフィルターを通したものをまるごと信じていた。
ゾッとしました。
あとは、飼い猫の瞳が「わたしは何でも知っている」と言っているようで、
猫というのは、第三者としての立ち位置を演じるのにふさわしい生き物だと
しみじみ感じさせられた。
観て良かった。
本当に面白かった。
あ~、誰かと話したい。

いい二日間だった。
明日も仕事、がんばろうっと。