越後日記 その1 | カメロンのブログ

カメロンのブログ

ブログの説明を入力します。

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
さて、この休日に新潟に行ってまいりました。
滞在時間は24時間。
かけがえのない24時間となりました。

元々は、二泊三日の一人旅を企んでいた私。
主軸は、あるアーティストのライブのためだけど、
ゴールデンウイークも休んでいないし、パーッと秘湯にでも行こうかしら。
と思いつつも、なんだか秘湯の宿の予約ボタンが押せない。
なんだか胸騒ぎがする。
予感的中、急な仕事が入ってきた。
なにはなくともライブだけは・・・。
朝イチで仕事をこなし、新幹線で新潟へ。
16時に新潟駅直結のホテルメッツへ。
荷物を置いて、駅からバスに乗る。
ライブは17:30スタート。
会場のりゅーとぴあまでもう少し。
気持ちは逸る。
バスを降りても会場はない。
広い広い白山公園の中にあるのだ。
時間にして17:00。
悠長にもしていられない。
と言いつつ、いろいろ激写。

あ、頭に松刺さってるよ~。

渋谷のハチ公ならぬ、越後のタマ公。
3人もの人を助けたんだってさ。後光が差してます。

what's NIIGATAって、わたしが聞きたいわ。
いかんいかん、もう17:15だわ!
やっと会場に到着、アーティストのTシャツにも着替えなきゃ。
待ちに待った、岡村靖幸ライブツアー『幸福』ファイナル公演が始まる!
しかも、席は最前列のほぼセンター。
さらに言うなら、ステージの高さは30cm。
ステージまでの距離も30cm。
まさに目と鼻の先に、アーティストが現れることになるのだ。
もう、ニヤニヤが止まらない。
おや?
周りを見ると、なんだかキレイなワンピースを着た人が多い。
しまった!
最前列の人は、デート気分で来てるのね!?
わたしときたら、お気に入りの前回のツアーTシャツ(東村アキコさんが岡村王子を描いたもの)に、
ジーンズにコンバース、肩からはツアータオル。
ライブだし・・・。
汗かくし・・・。
仕事帰りで、化粧直しもせずに参戦している、
極めて女子度が低い自分のことが、なんだか急に恥ずかしくなってしまった。
うん?ちょっと待てよ・・・わたし、ただのファンだし。
アーティストが喜ぶのは、会場でファンが一体となって盛り上がることなんじゃないのかい?
最前列の仕事は、とにかくライブを楽しむことだろ?
開き直って、テンション上げて、いざ開演!
ここから先の幸福具合は、表現のしようがない。
1m先、目の前で岡村さんが歌っている。
何の遮蔽物もなく。
目の前でギターの指さばきを見る。
なんてきれいな指なのかしら・・・。
マイクスタンドを彼女を抱きしめるかのように扱う岡村さん。
その度に、悲鳴に似た歓声が起こる。
わたしは、一瞬たりともこの空気を逃さないという気持ちでいた。
時間が止まってほしい。
ライブの途中で岡村さんは問う。
幸福のなんたるかを。
考える間もなく、3時間のライブは終了。
ラストの『OUT OF BLUE』を一緒に「マイラブマイラブ、フー!」と歌いつつ、
切なさが込み上げた。
幸福な時間はいつか終わりを告げるものなのね。
なんか、いつもの感じと違う…。
そのもやもや感を晴らすべく、帰りは駅まで歩いて帰ることにした。
40分間、『幸福』について考える。
あの幸福な時間は終わったけれど、幸福は刹那的なものではないんじゃないか。
思い出すことのできる時間があること自体、幸福なんじゃないか。
今回のライブに限らず。
あの時のカレー美味しかったなぁとか、
あの時の星空、きれいだったなぁとか、
あの仕事、遣り甲斐があったなぁとか、
あの人といた時間、楽しかったなぁとか、
些細なことでも思い出せること自体が幸福なんじゃないかなと思った。
いつもライブに行く度に考えさせられて、
人間的に成長できるような気がします。
というわけで、岡村さんのライブはそういう意味でもおススメします。

40分の道中、考えながらも、人通りが少ないのをいいことに、
信濃川にかかる橋の上で、大声で岡村さんの『だいすき』を熱唱した私。
「きみがだいすき、あの星空より♪」という声が、新潟の空に吸い込まれていく。
そんな時、わたしは幸福だなぁと心から思うのです。

おまけに幸福がもう一つ。
ふらりと立ち寄った居酒屋『十郎』が本当にいいお店!
日本酒二杯(季節限定のべにうめ、緑)
刺身盛り合わせ、ポテトサラダ、佐渡の牡蠣のバター焼き、
ベーコンのあぶり焼き、サバのへしこ、
こしひかりの梅おにぎり、あおさのお味噌汁
どれもこれも最高に美味しい。
お店の人もいい感じで幸福な時間の締めくくりとなりました。

お刺身盛り。(たべさし)
来た瞬間に鰆の塩締めを食べてしまいました。