書きたいことがあり過ぎて、あふれてしまいそうです。
面白い舞台を観た後は、美味しいものを食べたくなる。
そういう自分に素直になって、この間はボジョレーヌーボー解禁日に、
前々から気になっていたダイニングバーに行ってきました。
扉に『燻製』って書いてある不思議なお店。
おすすめワインを頼んだら、ボジョレーヌーボーが出てきました。

これに、燻製チーズが合う合う。
幸せ気分でお店をあとにしました。
一人で行ったので、メニューがちょっとしか食べられなくて残念無念でした。
さて、先日の休日、急に思い立って自転車で出かけることにしました。
最寄駅から二駅、その駅から離れた場所に、料理研究家の栗原はるみさんのお店がある。
いつか行こうと思いながら、月日が過ぎていた。
思い立ったのが、14時前。
ランチは14:30ラストオーダー。
徒歩だと自宅から40分。
自転車だったら間に合うか。
よし、GO!
久しぶりに自転車を走らせた。
碑文谷というところにあるようだが、
碑文山にした方がいいんじゃないかというくらいの上り坂を越え、
時折止まって、地図を確かめながら、力いっぱいペダルを漕いだ。
汗だくになり、ジャケットのジッパーを外し、裾をなびかせて走った。
太もももパンパン。
日頃の運動不足を思った。
必死の思いで14:30ちょうどに到着!
やったー!
あれ?お店どこ?
しばらく右往左往。
どこを探しても見つからないはず。
定休日で、扉がピッタリ閉まっていました。
ザ・リサーチ不足。
汗が急に冷たく感じられた。
アホなわたし。
ま、わたしらしいわ。
フフフと自嘲的な笑いを浮かべつつ、来た道とは違う道を帰ろうとした。
他にもお店はあるしね。
運動不足が少しは解消されたしね。
自分を慰めつつ、またもや新しい大海原に漕ぎ出した。
全然お店がない。
地図も見ずに適当に漕いでいたら、よく分からない場所に出た。
そこは、目黒不動尊。
お寺さんでした。
出会ったからには、お参りせねば。
そして傍らに置いてあったおみくじを買った。

たれ目のえべっさん、かわいいわぁ。
そのおみくじの中身にもテンションが上がる。
~いそしみし しるしはみえて ゆたかにも
黄金なみよる 小山田のさと~
『する事なすこと幸の種となって
心配事なく嬉しい運ですから、わき目ふらず一心に
自分の仕事 大事とはげみなさい
少しでもわがままの気を起こして 色や酒に溺れるな』
もちろん大吉。
とてつもない応援歌のように感じられる。
願い事ものぞみのままで、人の言葉に迷うなとアドバイスされ、
待ち人は音信はないけど、来ると断言され、
縁談は多くて困ることあり、静かに心を定めなさいと釘を刺され、
恋愛はこの人より他になしと言い切られるものの、「誰のこと?」と惑わされる。
読み応えがあるおみくじだと、もう一度読み直す。
うん?する事なすことって、どっちも同じじゃないの?
ちょっと調べよう。
え?色や酒に溺れるな!?ってどこかで聞いたことがある。
このブログにも書いていました。
地元の神社でひいたおみくじにも忠告されていました。
2014年8月
ボジョレーヌーボーにうつつを抜かしていたわたし。
溺れちゃダメだということですな。
お寺にさよならを告げ、今度は腹ペコが頂点に達していたので、
ご飯屋さんを探す。
近くのカレースタンド『ルーキー』で700円のえびカレーを食べる。
おやっさんがやっているお店なのですが、細かな気配りがされている。
水のポットには、レモンスライスが入っている。
らっきょとオニオンスライスも置いている。
落語のチラシが貼ってある。
それになんといっても、カレーが美味しい。
野菜がたっぷりのルーにスパイスがしっかり効いている。
700円で元が取れているのだろうか?と思うお店でした。
たまたま入ったにしては大当たり。
それだけでルンルンです。
帰り道にしては、かなりの遠回り。
遠回りついでに、『目黒寄生虫館』にも行ってきました。
普段なら、そんなに興味のない寄生虫。
だけど先日、平田オリザさん脚本演出の舞台『この生は受け入れがたし』という、
寄生虫博士たちの日常を描いた作品を観たばかりだったから。
その中でも『フタゴムシ』という寄生虫の生態に魅せられて・・・。
入館無料の資料館。
いろんな寄生虫がホルマリン漬けになっている。
寄生されている状態の写真もいっぱいあった。
魚の目の上にたんこぶのようにいっぱい寄生虫がいて、
絶対にこの魚、うっとうしいわぁと思っているよなぁ…とか、
こうなってしまったら、野生生物は耐えるしかないのかなぁ…とか、
寄生されるされないというのも、その生物の運なのかなぁ…とか、
いろんなことを考えさせられました。
そして、ただで楽しませてもらうのも申し訳ないと思い、
グッズを購入しました。

フタゴムシのふせんと、寄生虫たちのクリアファイルです。
寄生されるのは嫌だけど、その形は美しい。
不思議なものです。
グッズにはどこにも『寄生虫』という言葉は使われず、英語表記になっている。
Meguro Parasitological Museumって…かっこいい。
そして、ようやく気が済んで家路についたのでした。
予想外にたくさんの冒険ができた。
こういうのを、転んでもただでは起きないっていうのかな。
ただ自転車を漕ぎ過ぎて、オシリが痛くてたまらなくなりました。
ふたつに割れるほど…。
…おあとがよろしいようで。