今、所用のため帰省中です。
実家の猫と戯れ、そろそろ寝ようかとベッドに向かう途中、
ひんやり柔らかいものを踏んだ。
猫がむにゃむにゃした後のキャットフード。
毛玉と一緒に吐き出されたものでした。
きゃ~!おかあさ~ん!
と、年甲斐もなく大声をあげてしまいました。
実家あるあるです。
以前、子供の頃の作文をアップさせて頂いたことがあると思いますが、
今回は一気に六編を綴らせて頂きます。
実家にいるからこそできる技。
一人暮らしの家に帰っても、このブログを読めば
ノスタルジーに浸れるという、自分本位の行為です。
そして小学三年生、弱冠9歳の作文で、ひらがなが多いです。
読みにくくって仕方ないと思いますが、
三つ子の魂百までとはよく言ったもんだと思わせてくれるものです。
みなさんの子供時代は、どんなでしたか?
・・・
~すもう好きはここから~
『楽しかったすもう大会』
わたしたちの、まちにまったすもう大会がありました。
わたしは、ふつうのすもうより、けんけんずもうの方がすきです。
それは、けんけんずもうで、かって(勝って)ばっかりするからです。
ふつうのすもうは、線の所まで、おされても、
がんばってねばっているのですが、力で負けてしまいます。
他の人のすもうを見ていると、みんなすごく強くて、
こわいなあと思った時もありました。
でもわたしは、すもうが大すきです。
テレビとかで、すもうをしているところを見て、すきになるのです。
でも、頭から土俵の下へ落ちるのが、こわいのです。
わたしたちのすもうでも、頭からおちた人がいました。
それは、つきおとしと言うのかな。
おして出されたのは、おし出しです。
わたしは、おし出しで負けました。
だから次のしあいは、けんけんずもうや
かわったすもうをやりたいです。
・・・
ザ・負けず嫌い。
けんけんずもうは勝つから好きなんだね・・・。
昔から負けたくないんだなぁ。
・・・
~同じテーマで二編~
・ところどころマダムが入る不思議な一遍目。
・今も書きそうな二編目。
『大とんど』
わたしは、大とんどが大すきです。
なぜかというと、その日はおもちがたくさん食べられるし、
体がとてもあったまるからです。
その火は、何分もしないうちに、もえ上がりました。
わたしは、心の中で、わあ、すごいなあと思いました。
でも本当は、いくらもえ上がったからって、すぐにおもちは食べられないわ。
だって炭はすぐにできないもの、と思いました。
それに、炭ができたって、まだおもちは食べられないわ。
焼き上がるまではとも、思いました。
おもちをやいている間は、
早くやけないかな。そしてふっくらしたおもちを食べたいな
と、思いました。
やき上がると、うわあ、ふっくらしたおもちができたなと思いました。
そのおもちは、さとうを入れたしょうゆをつけて食べました。
今年の大とんどは、おもちを食べてばっかりだったけど、
とても楽しかったです。
『年に一度の大とんど』
年に一度しかない大とんど。
一年に五回あったらいいなと思います。
でも、夏にはない方がいいな。
だって夏に大とんどをしたら、あつくてあつくて死にそうになるだろうから。
春と秋にあったらいいな。と思います。
大とんどの火を付けたら、何分かしないうちにもえ上がりました。
わたしは、書いたしゅうじを、ほりこみました。
しゅうじがうまくなるようにと、心をこめて。
やがて、そのしゅうじとかが、もえ上がり、
はいとなって、とんでいきます。
わたしの入れたしゅうじも、まっくろこげになって、
上に上がりました。
「あ、しゅうじがうまくなるぞ」と思いました。
また、何十分かすると、炭ができました。
わたしたちは、あなをほって、炭を入れてもらいました。
小さい炭だったので、すぐ火は消えました。
だから、おもちはなかなかやけませんでした。
でもたくさん炭を入れたので、もちはどんどんやけて、
しょうゆをつけて食べました。
しょうゆは、さとうが入っていたので、手がべたべたになりました。
それでも、四こ以上食べました。
おもちを口に入れた時、したが大やけどしそうにあつかったです。
それが、大とんどの楽しみです。
大とんどの火のけむりをかぶったら、
一年中けんこうでくらせるという、いいつたわりがあるから、
今までつづいて来たんだなと思います。
これからもずっと、大とんどがつづきように、
そのいいつたわりを、つづけようと思います。
・・・
大とんどLOVE。
そして、おもちがどんだけ好きなのかが伝わってくる。
『いいつたわり』を『いいつたえ』と赤を入れられているのもご愛嬌。
大とんどが夏じゃなく春と秋にもあったらいいという発想は、
今もそんなに変わらないと思います。
それにしても、食いしん坊が過ぎるわ。
・・・
~シュール。そしてえらいぞ私~
『竹とんぼ作り』
えん足で竹とんぼを作りました。
わたしは、ぜったいにけがしないようにしようと思いました。
竹とんぼ作りは、お父さんがかんたんそうにやっていたので、
かんたんだなあと思いました。
じっさいにやってみて、竹とんぼ作りって
むずかしいんだなあと思いました。
シュー、シューとくつみがきみたいと思いました。
長さをはかって、せんを書いて、
長さをはかるのだけで、十分から十五分はかかります。
竹とんぼ作りって、じかんがかかるなあ。
きょうは、早くねようと思いました。
けが人は、一人か二人ぐらいでした。
少なくてよかったなあと思いました。
ちょっとけずりすぎました。
でも、そこはちょっとほっといて、ほかのところをけずりました。
しっぱいなんか、くじけないでがんばりました。
・・・
竹とんぼ作りが時間がかかるから、今日は早く寝ようって、
一体どういうこと?
シュールやわぁ。
失敗なんかくじけないで、がんばりました・・・やて。
えらいわ~。
小さい自分に感心してしまいました。
・・・
~時々詩人~
『明日か村』(明日香村のことです)
明日か村へ行きました。車で行きました。
30分くらいでつきました。
道にまよったりしました。
ちずはもってきたのですが、人に聞かなきゃ
分からなかったです。
親せつな人が教えてくれました。
しりょうかんにつきました。
いろんなものがおいてありました。
おべんとうは、石ぶ台の近くで食べました。
食べたら、アイスクリームを買ってくれました。
食べたら、石ぶ台を見に行きました。
石は、きのう雨がふったのでしょうか。
水でぬれていました。
雨もりしたのでしょうか。
その石はすごくつめたかったです。
その石はすごく大きかったです。
5分くらいで、もうあきました。
そしたらすぐ帰りました。
帰りしなにも、アイスクリームを買ってもらいました。
アイスは石ぶ台みたいに、すぐあきへんなあと思いました。
アイスクリームを食べながら帰りました。
食べながら帰ったらすぐ、さくらいにつきました。
行きしなよりも、帰りしなの方が、時間が短かったように感じました。
家に帰ったらちょうど、雨がふりました。
石ぶ台にいるときに、雨がふらんかってよかったと思いました。
だって雨ふって雨もりしたら、いやだったからです。
・・・
こだまでしょうか。
いいえ誰でも。
そんな詩を彷彿させるような・・・ってことはありませんが、
なんじゃ、この書き方。
ただ、石舞台に5分で飽きるけど、
アイスクリームに飽きないという性分は、変わりません。
そして、当時の明日香村は今ほど観光地化されておらず、
石舞台の上にも乗れたような気がします。
・・・
~いろいろ考えさせられる~
『いやなあだ名』
このごろのあだ名は「かめ200円」とか
「まきぐそ」とか「かめ」とかです。
わたしは
「かめ200円」といわれると
「わたしは、200おく円やで」といいかえします。
「かめ」といわれると
「かめっていわんといて。かめちゃんやったらいいけど」
といいかえします。
お父さんやお母さんやご先ぞさまが
りっぱな名前をつけてくださったのに、
あだ名を言う友だちは、とてもはらがたちます。
とくに「まきぐそ」というあだ名が一ばんはらがたちます。
こんど、あだ名を言われたら、
「言わんといて。せっかくお父さんやお母さんがつけてくれた名前やねんで。
こんど言うたら学級会で話し合ってもらうで」
と言おうと思います。
・・・
昔、「かめ200円」ていう絵本があったなあ・・・と思い出しつつ、
ちょっといじめ問題を彷彿させる作文。
男子たちがからかい半分で言ってたことなんだと思うけど、
当時から気の強かった私は、思いっきり言い返している。
しかも、自分を200億円て言ってる…。
200円置くんとちゃいまっせ、というトミーズさんのネタを思い出してしまったわ。
「まきぐそ」には、下品すぎて言い返す言葉もなかったのかな。
メソメソしたり、言い返すことができなかったりしたら、
もっとひどいことに発展するのかもしれません。
お父さん、お母さん以外にご先祖様まで引っ張り出してくるところが、
子供なりに、苗字はご先祖様チョイスだと知っていたことがうかがえて、
本人は真剣に書いているんだろうけど、ちょっと笑ってしまいました。
以上、長々と失礼いたしました。
子供の頃の作文は、10編くらいしか残っていないのですが、
人からもらったお手紙はほとんど残しています。
古い年賀状も含めて。
幼少期の姪っ子がチラシの裏に書いてくれた私の似顔絵も。
時々読み直したり見直したりすると、
その当時の情景が浮かんできて、面白かったり泣けてきたり。
そんな時、時間が財産なんだなとしみじみ思います。
今回は、奈良の地元の雰囲気がそうさせるのか、
ノスタルジックに浸ってしまいました。
そんなわたしは、明日は、大阪の行きつけの美容院に
先日ジョリッと剃刀を走らせてしまった眉毛を整えに行きます。
ちょっと美川憲一さんの物まねしている感じだったもんで。
そして、ノスタルジーを脱ぎ捨て、仕事にも精を出す。
ONとOFFがはっきりできるこの環境、やっぱり好きだなぁ。