ヒロインたるもの | カメロンのブログ

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ブルーマーダー (光文社文庫)
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光文社

一気に読み切りました。
誉田哲也『ブルーマーダー』。
ドラマにも映画にもなった『ストロベリーナイト』シリーズの6作目。
女性刑事が独自の視点で事件を解決に導くストーリー。
この姫川刑事がキッレキレで、読んでいて気持ちがいい。
男社会で生きる女の強さと、時々見せる弱さが人間臭くて好きです。
今作は池袋を舞台にしています。
おととい、池袋の劇場で芝居を観たばかり。
暴力組織が渦巻いているのかと思うと、ドキドキしてしまいます。
と言いつつ、警察24時でよく見ていた歌舞伎町にだって行くけどさ。
今まで怖い思いをしたことがないけど、きっといろいろあるんだろうな。
非リアルにリアルを重ねつつ読み切りましたが、読後感は爽快です。
中でも、井岡という関西弁の、ヒロインに振られてばかりの刑事は、
どこをどう読んでも、ドラマでも演じてらした生瀬さんを彷彿させる。
作者の誉田さんも生瀬さんをイメージして書いていたそうだから、ズバリそのまま。
物語の深刻さを和らげる存在です。
あ~、面白かった。

最近、始まったばかりのドラマを見て、思うところがある。
ヒロインがどんくさい設定は、本当にうっとうしい!
いずれ成長するのは分かっているけど、とうてい我慢が出来ない!
しっかりせえよ!と思ってしまう。
応援させる気持ちを起こさせてくれよと願う。
『ブルーマーダー』のキレキレヒロインに爽快感を覚えるわたし。
どんくさいヒロインに共感できなくなったのは、わたしが大人になったからだろうか。
同類相憐れむの気持ちからなのだろうか。
いずれにしても、観続けたいと思うドラマが少なくなってしまったのは、
テレビっ子世代のわたしとしては、とても残念なことです。