わたしは、旅の疲れかグッタリしておりました。
そして、八甲田山の思い出に浸りつつ、
映画『八甲田山』を観ております。
さて、書こうと思いつつ書けていなかった旅の最後。
帰りは、普通車の指定席が取れなかったので、
グランクラスという、グリーン車よりも高級な車両に乗りました。
まず、座席が違う!
一両に3席×6列の18席しかありません。
座席をいくら倒しても、後ろに気兼ねいらずの設計。
スリッパまで付いてます。
乗って早々、アテンダントからおしぼりが配られます。
飲み物の注文、軽食を和食でオーダー。
アップルシードルと和食のお弁当をチョイスしました。


手の込んだ料理。
デザートもおつまみも付いてます。
極楽じゃ~。
堪能して、食後にコーヒーも頼みました。
ずっと乗っていたい。
そう思わせるグランクラスでした。
東北新幹線と北陸新幹線にはあるみたいです。
さて、グランクラス報告はこれくらいにして、旅の総括をと思っています。
旅に出る前に、ライブの予習にと読み始めた本があります。
『あの娘と、遅刻と、勉強と』という、TVブロスで連載されていた、
岡村靖幸さんの対談コーナーを一冊にまとめた本です。
![]() | 岡村靖幸『あの娘と、遅刻と、勉強と』 (TOKYO NEWS MOOK 479号) |
| 岡村 靖幸 | |
| 東京ニュース通信社 |
一人旅ができるかどうか。
寂しさにどう対応するか。
そんな話題もあって、読んでいるうちにわたしは思った。
「寂しさについて考える旅にしよう」と。
一人旅だから、考える時間は山ほどあるし・・・
と勢いよく出かけたのはいいものの、
寂しさについて考えたのは10分くらいでした。
人は一人で生まれて、一人で死ぬ。
だから、寂しくって当たり前。
ただ、その寂しさをどうするのか・・・というだけの話だなあと。
そこから先が難しいので、二泊三日では考えきれない!と諦めました。
その代わり、いろんなことを考えました。
ドラマ『あまちゃん』のロケ地に行って感じたのは、エンターテインメントの力。
ブームは過ぎ去っているし、そんなに大賑わいではないけれど、
町全体がなんだか明るい。
お店も少ないし、夜8時には真っ暗になるけれど、
それでも雰囲気が明るいのだ。
ドラマがなければ、ここに来ようと思ったかというと、
そうでもなかったかもしれません。
たとえ、ニュースや情報番組で何かを感じてここに来てたとしても、
自分のどこかに偽善的な気持ちが芽生えて、
純粋に旅を楽しめなかったかもしれない。
久慈駅のうに弁当があっという間に売り切れて、買えないということも、
悔しい反面、ちょっと嬉しかった。
うに弁当の代わりに、みそ味の焼きおにぎりを買ったけど、
それも美味しかったし。
新青森で訪れた観光案内のおねえさんがプロフェッショナルだったことも印象的でした。
おねえさんのおかげで、旅の締めくくりの一日が充実したものとなったので、
帰ってきた勢いで、「本当に良かったです~」と報告しに行きました。
おねえさん、喜んでくれたなぁ~。
八甲田山でも観光案内を訪れ、係のおじさんと話をしていたら、
こんな写真をもらいました。

雪の八甲田山。
おじさんが自分で撮影して、加工してパノラマにした作品。
「すご~い」と連呼しながら見ていたら、
「好きなのをあげるよ」と言われ、遠慮なく選ばせてもらいました。
こんな写真、撮れたらいいなぁ~。
一人旅に欠かせないのは観光案内所。
そう思う旅でもありました。
旅の最後に立ち寄った青森県立美術館。
入館料は、1200円。
わたしの財布には、1150円。
帰りのバスには、200円いるし・・・。
カードも使えず、最寄りのコンビニも遠い。
展示を見るのは諦めて、無料で見られる作品のところに行ってきました。
実は一番会いたかった、あおもり犬。
プリズムがきれい。

こんな角度から失礼。

0円で楽しみつくして、新青森駅へ。
残金950円で、東京まで帰ってみるか!?
やってみようかとも思ったけれど、さすがに不安になり、
駅のコンビニで引き出してしまいました。
小心者だわ・・・。
さて、旅の総括。
旅は不便な方がいい。
その方がより面白い。
人生は旅に例えられるけど、
旅も人生に例えられる。
逆も真なりです。
うまくいかないからこそ、面白いのかもしれません。
あ~、楽しかった。
