先生と呼ばれてた頃の話 | カメロンのブログ

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秋も深くなってきた今日この頃、いかがお過ごしですか?

中学生の皆さんは、中間テストが終わる頃。
先日、中学生の姪っ子に中間テストの対策で、ちょっとだけ国語を教えました。
修飾語とか補助の関係とか、そんなものでしたが、
「こんなんあったわ~」と懐かしく思いつつ、
心の中で「あんまり世間の役には立たないな~」と毒づきました。

教える時の私のモットーは、「こんなの簡単!」だと思わせることです。
内心、「難しい~」とか「忘れた~」とか思うのですが、
ポーカーフェイスで「こんなんちょちょいのちょいや」と
答えを見ながら教えるというテクニックで乗り越えます。
ずるいけど、大人だからいいのです。

久しぶりに中学生に勉強を教える機会を経て、
学生時代に塾の講師をやっていたことを思い出しました。
私が行ってたのは、個別指導の塾。
1時間半を壁で隔てられた3人を同時に教えるという形式で、
小学生、中学生、高校生の組み合わせだったり、
国語、数学、英語をそれぞれに教えたり。
おっちょこちょいなりに、そこそこちゃんと教えていたような気がします。

私は賢い子を教えるのは苦手でした。
私の方がアホなような気がしてくるからかもしれないし、
バカにされてるような気がしたからかもしれない。
要は、被害妄想です。
ある進学校に通っている男の子いました。
ほとんど話さず、何を考えているか分からなくて、いつも私の一方通行。
のれんに腕押し。
ほとんど分からないことがない様子で、教えることがほとんどなかった。
そんなある日、英語の答え合わせの時に、一度だけ笑ってくれたことがある。
「Bill」という答えを書いていた彼。
私がマジボケで「え?13:11?」って言ったら、
一瞬、フフフと笑顔に。
「アルファベットは美しく書くように」と笑いながら○をつけたことを思い出しました。
そこから先は、またいつものように無言だったけど。

教え甲斐があったのは、夏期講習に来ていた女の子。
方程式につまづいていたけど、「こんなやり方も、あんなやり方もある」と
教科書に載っていない考え方を教えたら、
目をキラキラさせて、どんどん出来るようになっていった。
私も教えることが楽しくて楽しくて仕方なかった。
もともと賢い子なんだろうなとは思っていたのですが、
数年後、愛犬を連れて行った病院で、先生の娘さんだったということが判明するのであった。
世間は狭いと改めて思う出来事です。

4年近くの塾講師生活で、3年くらい教えた女の子。
最初、彼女の声を聞いた人がいなかった。
私が教えているときも、首を縦に振るか、かしげるかくらいの主張のみ。
めっちゃ大人しい子なんだなと思いつつ、土足で踏み込むタイプの私。
のちに、1授業に1回、フフッと笑うようになった。
半年くらいして、「わからへん」と言うようになり、
徐々に私に対して、鋭いツッコミを入れるようになっていった。
高校受験を終え、高校生になっても通ってくれてたなぁ…。
懐かしすぎる。
何年かして結婚式の2次会に呼ばれ(私一人、めっちゃ年上だったけど)
その後、カラオケに行き、なぜか椎名林檎を絶唱した私に、
彼女の男友達が「完璧や」と褒めてくれたのもついでに思い出した。
最近、FACEBOOKでメッセージをくれた元中学生の彼女も、今では二児の母。
あんなに大人しかったあの子が…。
そう思うと、時の流れを感じます。

若くて未熟でキャピキャピしていたあの頃。
笑いの神様がここぞというところで降りてくれてたあの頃。
あ~、なつかし。
こういう思い出を忘れないって、記憶の棚って、すごい容量あるんだなと思う。
そろそろデフラグして、新たな記憶の棚も作らなきゃ。
来年から、不惑の年ですからね~。