舞台「血は立ったまま眠っている」を見ました。
寺山修司作、蜷川幸雄演出、
森田剛、窪塚洋介、寺島しのぶ出演。(敬称略)
賛否両論のこの作品、私はいろんな意味で堪能しました。
初めての経験。
1番前のど真ん中の席。
椅子ではなく、桟敷。
座布団みたいな長椅子に三角座り。
8席だけ設けられたところ。
桟敷の経験は、何度もあるけど、
2階席まである劇場の桟敷なんて、
なかなか経験できません。
舞台を思いっきり見上げ、
迫り出す装置にのけ反り、
水を吹き掛けられ、
足を踏まれそうになる。
森田くんや窪塚くんの股下を下から見るなんて、
希少な経験をさせていただきました。
寺島さんのおみ足の形の美しさに惚れ惚れしました。
文字通り、人の足元ばかり見てました。
さて作品。
すごかった。
安保闘争時代の話。
自由を求めることで、自分をがんじがらめにする男、
自由を特に求めず、ただ生きることを考える人達。
対象的に見えるれけど、
そのどちらも渇いた喉を潤そうとしている。
私はなにより「時代」を感じた。
怒りや不満に満ちた時代を。
同じような戯曲が、この時代に生まれるか。
難しいと思う。
ものすごいパワーに満ちた作品でした。
今回は、特にそれをダイレクトに感じられる、
貴重な経験でした。
お尻はかなり痛かったけど…。