
お酒を浴びるほど飲んだ日は、車を置いて帰る。
おっと、語弊がありますね。
浴びるほどじゃなくても、置いて帰ります。
私は、最寄りの駅に行くのに、車で10分かかるところに住んでいる。
そのため、翌日の出勤は不便極まりない。
いつもより早起きをして、
徒歩15分のバス停に行き、バスで10分。
めんどくさいことこのうえない。
でも、仕方がないなと半ば諦めの気持ちで、
早起きをし、バスの時間に余裕を持って家を出た。
住宅地の朝は、夏休みの匂いがした。
誰もいない静かな朝。
うまく言えないけれど、
小学生の時に確実に嗅いでいた匂いだ。
のんびりして、とにかく暑い。
道々、朝顔やひまわりが咲いている。
住宅地を抜けて、黙々と歩くと、
そこには、一面の田園風景が。
ここで一句詠みたくなるような気持ちになった。
青々としていて、みなぎる生命力!
そして、甘いような苦いような匂い。
万葉集の句をぼんやり思い出しながら、
ぼーーっと歩く。
しばらくして、バス停に到着。
バスが来るのをまだかな~と待つ。
ただ、それだけなのですが、
忘れていたことを思い出したような気がした。
車でドドドーっと飛ばしていくのもいいけれど、
時間に余裕を持って、周りを見渡しながら、歩くのもいい。
そんなことを考える夏の一日でした。
二日酔いだったけど。