ケアンズを出発する日、
私たちは、早朝も早朝、日の出を見ることのできる
気球ツアーに申し込んでいた。
朝3時半に起床。
一生懸命用意して、4時過ぎにホテルの入り口の方へ。
お迎えのバスに乗り込んで、いざ気球へ!
気球に乗るには、街中から約1時間、
バスに揺られて、マリーバという高台の村に行かねばならない。
なかなかの荒っぽい運転に、眠気もふっとび、
初めての気球体験に思いを馳せる。
ワクワクです。
6時には到着。
おぉ、気球だ~。
これから膨らませようと、スタッフの方が
一丸となっている。
私たちは、本日帰る人用のエキスプレスコース。
一番に乗せてもらえる。
早く、早く~。
膨らんできた!!
あ、またへこんだ!
あ、また膨らませてる!
あ、またしぼんだ!
そんな様子を見ていると、
近所のおじさんが犬の散歩で通りかかった。
「Good morning!」と朗らかに声をかけられた。
返事をする前に、
「But,bad morning!」と空を見上げておっしゃった。
うん。あんまりいい天気じゃない。
嫌な予感がする。
日本人のガイドの方が最終宣告にやってきた。
気球は飛ばない。
上空の風が強すぎるらしい。
ガビーン。殺生な~。
今日帰る我々以外は、明日やあさってのチャンスに・・・
と言われていた。
あ~あ、気球に乗りたかったなぁ。
気球の代金は、約2万円。
中止になったので、そのお金が浮きました。
よっしゃ、これで買い物や~!!
気球ツアーの値段は、何より高くて腰を抜かしておったのですが、
理由がはっきり分かった。
多くのスタッフが朝早くから働いているにもかかわらず、
天気が悪いと、収入ゼロ。
その分も踏まえた2万円なんじゃないかなと
いやらしいことを考えてみました。
帰りのバスでは、熟睡や。
寝ないとやってられないぜ。
8時ごろ、ホテルに到着。
さて、朝ごはんでも食べに行こうかと、
近くのカフェで、オーストラリアンブレックファースト。
薄いバタートースト2枚とスクランブルエッグ&ベーコン。
フルーツジュースに、ホットコーヒー。
薄いパンに、イギリス留学時代を思い出す。
カリカリのトースト、よく食べてたなぁ・・・。
ぼーっとしていると、しっかり者の友人が、
「福田さん、辞任したみたいやで」とのこと。
なぜ、そんなことをご存知?
どうやら、気球帰りのバスの中で、
日本人の運転手さんとガイドさんが、そんな話題をしていたとのこと。
わたしゃ爆睡してたわ。
その後、最後のお買い物タイム。
スーパーに行ったり、ケンドーンのショップに行ったり。
お土産はこれで大丈夫!一安心して、ホテルに戻る。
いよいよホテルもチェックアウト。
空港までは、ツアーのバスが送ってくれる。
バスの運転手さんが、日本語が達者な方で、
すごくご陽気。
出国カードの書き方まで教えてくれた。
14時前の飛行機に乗るために、
12時前には、空港に到着。
あっけなく、着いてしまった。
あぁ、さよならケアンズ・・・。
とその前に、空港の免税店を覗き、
試飲できそうなワインの前で物欲しそうにしていたら、
お店の中から日本人のおじさんが登場。
「もしかして、お待ちかねでした?」
イエスイエス!待っていたよ。
そこで、マンゴーワイン、オーストラリア産のアイスワインを
次から次に飲み干して、気に入ったワインを2本買って、
オススメのドライマンゴーとコーヒーを買って、
ほくほくで飛行機を待つのでありました。
最後の最後まで、充実のケアンズの旅でした。
今回の旅で、一番に感じたのは、「心の大きさ」でした。
例えば、ロープウェーを待っている時、
赤ん坊連れの親子がいたら、
私のちょっと前のおじさんが、
「自分の前にお入り」と列に入れていたこと。
みんな、それが普通という感じで。
そんなの、日本ではなかなか見ることのできない風景だと思った。
ちょっとしたことなんだけど、
そんなちょっとしたことさえできないのって、なんでかなぁ。
恥ずかしいからかな?
私は、何度も道を教えてもらったし。
他人に親切にすることが当たり前という風潮。
見習いたいな。
私は今回の旅に、「開いていこう!」と臨んだ。
最近ずっと、心を閉じてモヤモヤと生きてたので、
ちょっと窮屈さを感じてて、
でも、きっかけがないと、なかなか前に進めない。
その心の鍵がオーストラリアで見つけられたらなって思ってた。
すぐ見つかった。
この旅で、全開になった。
結果、すっごく楽しかった!
幸せを五感でビンビン感じることができた。
ほんま、ええとこやったわ~。
ケアンズ、オススメです。